明日、2月7日(火)正午より、カトリック 高山右近列福式が大阪城ホールにて行われます。
2017/02/07にライブ配信 神のしもべユスト高山右近の列福式は以 下のように行われます。
日時: 2017年2月7日(火)正午より
場所:大阪城ホール(大阪市中央区)
司式:アンジェロ アマート枢機卿(教皇代理・教皇庁列聖省長官)
※すでに会場は満席で締め切られていますのでYouTubeを通してご参加ください。
大阪府:大阪城ホールで高山右近列福式
ユーチューブで生中継も 2月7日
https://youtu.be/d96PSEkMqHo
戦国時代のキリシタン大名高山右近(1552~1615)の列福式が2月7日(火)正午から、大阪城ホール(大阪市中央区)で教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿の司式により行われる。入場には申し込みと整理券が必要だが(受付はすでに終了)、列福ミサの様子はユーチューブでも生中継される。
高山右近は1552(天文21)年に摂津の国人・領主の息子として生まれた。イエズス会宣教師から父・高照と共に1563(永禄6)年に10歳でキリスト教の洗礼を受けた。洗礼名はジュスト(ユスト)、ポルトガル語で「正義の人、義の人」を意味する。
その後、織田信長や豊臣秀吉に重用され、摂津高槻城主として領内で教会建築や布教を行い、領内のほとんどの住民がキリスト教徒になったという。また、右近の影響により黒田義高などの武将たちもキリスト教の洗礼を受けたとされる。1587(天正15)年、豊臣秀吉のバテレン追放令により、信仰を捨てるよう命じられたが、信仰を守ることと引き換えに領地と財産を捨て、その後は加賀の前田藩に身を寄せた。江戸幕府が1614(慶長19)年にキリシタン国外追放令を出すと、フィリピンのマ二ラに送られ、翌1615年に病気で亡くなった。
カトリック教会では、“キリストがもたらした福音に真の救いがあることをその生き方によって示し、信仰の証しにおいて模範を示した人々”を、聖人・福者として宣言し、キリストに従う道を示す模範として尊敬を払う。聖人は全世界の教会で礼拝の場で祝われ、福者は聖人に認定される前段階とされ、主に出身国の教会の礼拝で公に記念される。日本の教会ではこれまで、パウロ三木など42人が聖人に、ペトロ岐部や中浦ジュリアンら393人が福者の認定を受けている。
高山右近も亡くなった直後から、当時のイエズス会士により列聖のための調査などが行われたが、その後の鎖国とキリシタン禁教政策の日本では必要な資料を手に入れることができず、中断されていた。第2次大戦後、カトリック教会の中で、列聖運動が始まり、没後400年に当たる2015年、日本のカトリック中央協議会が「高山右近は、地位を捨てて信仰を貫いた殉教者である」として福者に認定するようローマ教皇庁に申請、2016年1月21日に教皇フランシスコによって殉教者として列福を承認された。
また、カトリック中央協議会のホームページから、右近の人生を通して示されるキリスト者の霊的歩みと、その信仰を育んだ日本の教会の霊性を知るために製作された小冊子『右近と歩む祈りの旅―ユスト高山右近の列聖に向けて、8日間の黙想―』をPDF版でダウンロードすることができる。
高山右近、各教区の列福感謝ミサ
2月7日の列福式ミサの後、以下の日程で「感謝ミサ」が予定されています。
2月7日に、大阪城ホールで行われる「ユスト高山右近 列福式」のあと、以下の「列福感謝ミサ」が予定されています。
どなたでも参加できます。新たな福者の誕生を、ともに喜び、感謝いたしましょう。
2月8日 (水)
10:00〜11:30 列福感謝ミサ(大阪カテドラル聖マリア大聖堂)
司式: 髙見三明 長崎大司教[日本カトリック司教協議会会長]、
臨席: Angelo Amato枢機卿
2月9日(木)
10:30~12:00 名古屋教区主催 列福感謝ミサ(カトリック金沢教会
920−0962 金沢市広坂1−1−54)
司式: 松浦悟郎 名古屋司教、臨席: Angelo Amato枢機卿
2月10日(金)
11:00~ 新潟教区主催 列福感謝ミサ(カトリック新潟司教座聖堂
951−8106 新潟市中央区東大畑通一番町656)
司式: 菊地功司教ほか、司祭団
18:00~19:20 東京教区主催 列福感謝ミサ(カトリック麹町教会
102−0083 千代田区麹町6−5−1)
司式: Angelo Amato枢機卿、共同司式: 岡田武夫 東京大司教ほか
2月11日(土)
11:00~ 大分教区主催 列福感謝ミサ(カトリック大分カテドラル
870−0035 大分市中央町3-7-30)
司式:浜口末男司教
2月12日(日)
10:00~ 高松教区主催 列福感謝ミサ(カトリック高松カテドラル
760−0074 高松市桜町1-8-9)
司式: 諏訪榮治郎司教
10:30~ 京都教区主催 列福感謝ミサ(カトリック河原町教会
604−8006 京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町423)
司式: 大塚喜直司教
18:30~ 長崎教区主催 列福感謝ミサ(カトリック浦上教会
852−8112 長崎市本尾町1-79)
司式: 髙見三明大司教
2月14日(火)
10:00~ 福岡教区主催 列福感謝ミサ(カテドラル大名町教会
810−0041 福岡市中央区大名2-7-7)
2017/02/07にライブ配信 神のしもべユスト高山右近の列福式は以 下のように行われます。
日時: 2017年2月7日(火)正午より
場所:大阪城ホール(大阪市中央区)
司式:アンジェロ アマート枢機卿(教皇代理・教皇庁列聖省長官)
※すでに会場は満席で締め切られていますのでYouTubeを通してご参加ください。
大阪府:大阪城ホールで高山右近列福式
ユーチューブで生中継も 2月7日
https://youtu.be/d96PSEkMqHo
戦国時代のキリシタン大名高山右近(1552~1615)の列福式が2月7日(火)正午から、大阪城ホール(大阪市中央区)で教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿の司式により行われる。入場には申し込みと整理券が必要だが(受付はすでに終了)、列福ミサの様子はユーチューブでも生中継される。
高山右近は1552(天文21)年に摂津の国人・領主の息子として生まれた。イエズス会宣教師から父・高照と共に1563(永禄6)年に10歳でキリスト教の洗礼を受けた。洗礼名はジュスト(ユスト)、ポルトガル語で「正義の人、義の人」を意味する。
その後、織田信長や豊臣秀吉に重用され、摂津高槻城主として領内で教会建築や布教を行い、領内のほとんどの住民がキリスト教徒になったという。また、右近の影響により黒田義高などの武将たちもキリスト教の洗礼を受けたとされる。1587(天正15)年、豊臣秀吉のバテレン追放令により、信仰を捨てるよう命じられたが、信仰を守ることと引き換えに領地と財産を捨て、その後は加賀の前田藩に身を寄せた。江戸幕府が1614(慶長19)年にキリシタン国外追放令を出すと、フィリピンのマ二ラに送られ、翌1615年に病気で亡くなった。
カトリック教会では、“キリストがもたらした福音に真の救いがあることをその生き方によって示し、信仰の証しにおいて模範を示した人々”を、聖人・福者として宣言し、キリストに従う道を示す模範として尊敬を払う。聖人は全世界の教会で礼拝の場で祝われ、福者は聖人に認定される前段階とされ、主に出身国の教会の礼拝で公に記念される。日本の教会ではこれまで、パウロ三木など42人が聖人に、ペトロ岐部や中浦ジュリアンら393人が福者の認定を受けている。
高山右近も亡くなった直後から、当時のイエズス会士により列聖のための調査などが行われたが、その後の鎖国とキリシタン禁教政策の日本では必要な資料を手に入れることができず、中断されていた。第2次大戦後、カトリック教会の中で、列聖運動が始まり、没後400年に当たる2015年、日本のカトリック中央協議会が「高山右近は、地位を捨てて信仰を貫いた殉教者である」として福者に認定するようローマ教皇庁に申請、2016年1月21日に教皇フランシスコによって殉教者として列福を承認された。
また、カトリック中央協議会のホームページから、右近の人生を通して示されるキリスト者の霊的歩みと、その信仰を育んだ日本の教会の霊性を知るために製作された小冊子『右近と歩む祈りの旅―ユスト高山右近の列聖に向けて、8日間の黙想―』をPDF版でダウンロードすることができる。
高山右近、各教区の列福感謝ミサ
2月7日の列福式ミサの後、以下の日程で「感謝ミサ」が予定されています。
2月7日に、大阪城ホールで行われる「ユスト高山右近 列福式」のあと、以下の「列福感謝ミサ」が予定されています。
どなたでも参加できます。新たな福者の誕生を、ともに喜び、感謝いたしましょう。
2月8日 (水)
10:00〜11:30 列福感謝ミサ(大阪カテドラル聖マリア大聖堂)
司式: 髙見三明 長崎大司教[日本カトリック司教協議会会長]、
臨席: Angelo Amato枢機卿
2月9日(木)
10:30~12:00 名古屋教区主催 列福感謝ミサ(カトリック金沢教会
920−0962 金沢市広坂1−1−54)
司式: 松浦悟郎 名古屋司教、臨席: Angelo Amato枢機卿
2月10日(金)
11:00~ 新潟教区主催 列福感謝ミサ(カトリック新潟司教座聖堂
951−8106 新潟市中央区東大畑通一番町656)
司式: 菊地功司教ほか、司祭団
18:00~19:20 東京教区主催 列福感謝ミサ(カトリック麹町教会
102−0083 千代田区麹町6−5−1)
司式: Angelo Amato枢機卿、共同司式: 岡田武夫 東京大司教ほか
2月11日(土)
11:00~ 大分教区主催 列福感謝ミサ(カトリック大分カテドラル
870−0035 大分市中央町3-7-30)
司式:浜口末男司教
2月12日(日)
10:00~ 高松教区主催 列福感謝ミサ(カトリック高松カテドラル
760−0074 高松市桜町1-8-9)
司式: 諏訪榮治郎司教
10:30~ 京都教区主催 列福感謝ミサ(カトリック河原町教会
604−8006 京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町423)
司式: 大塚喜直司教
18:30~ 長崎教区主催 列福感謝ミサ(カトリック浦上教会
852−8112 長崎市本尾町1-79)
司式: 髙見三明大司教
2月14日(火)
10:00~ 福岡教区主催 列福感謝ミサ(カテドラル大名町教会
810−0041 福岡市中央区大名2-7-7)