勇ましく、あでやかに 600人行列 /兵庫
毎日新聞2016年4月12日 地方版
兵庫県
「清和源氏発祥の地」とされる川西市で10日、恒例の「源氏まつり」が開かれた。よろいかぶとの騎馬武者やあでやかな衣装の姫役など約600人による懐古行列があり、沿道には約4万人が詰めかけ、絵巻物のような光景に酔いしれた。
平安時代中期の武将の源満仲は清和天皇のひ孫に当たり、天禄元(970)年に多田院(現在の多田神社)を創建し、清和源氏の礎を築いたとされる。源氏まつりは、満仲をしのび、川西の観光や歴史をPRしようと毎年開かれている。
この日は、公募で選ばれた巴御前など3人の姫役と、八幡太郎義家を演じる若武者役らを含む懐古行列の面々が、多田神社から能勢電鉄多田駅までの往復約2・7キロをさっそうと練り歩いた。【田倉直彦】
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川西市源氏まつり 勇ましく、あでやかに 600人行列 /兵庫
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