元大阪府警の父親が、昨年の秋に亡くなってもうすぐ、一年がたとうとしています。
いまだに父親は、私の心の中にずっといます。
亡くなってから はからずも閣議決定を経て
天皇陛下の御裁可を仰ぎ 父 故中野良夫 正七位 位記
昨年 拝受の栄に浴しました。
位記申請にあたり、ご配慮・ご尽力いただきました大阪府警の御担当者様には
心より感謝申し上げます。
父親は私の誇りでした。 父の思いが受け継がれ
今、うちの小学生と 三歳のチビたちが、将来警察官になると夢みています。
警察官は厳しい厳しいお仕事だと思います。
命かけのお仕事です。
けれども私は、亡き父の遺志をついで ちびたちに警察官になってほしい。
そして私も命を削ろうとも 人のために生きたいと思います。
現在、日本全国から警察官や消防官、自衛隊などの方が
被災地救援に派遣されています。 猛暑の中たいへんです
女性警官も派遣されています。
今回、西日本の豪雨で、7人のの命を救った若い警察官さん
なんと凛々しく美しく立派な方でしょうか。
自分の命を犠牲にして人を救った方です。 神様のような方です。
感謝の誠を捧げます。 涙が出ます。
ご家族は悲しみでいっぱいだと思います。 ご冥福をお祈りします。
西日本豪雨
誘導警官2人犠牲に 遺族「誇りに思う」
毎日新聞2018年7月18日
西日本豪雨のあった6日夜、広島県警呉署交通課の巡査長、山崎賢弘(かつひろ)さん(29)と晋川(しんかわ)尚人さん(28)は一緒に車で帰宅中に行方不明となり、17、18日に相次いで死亡が確認された。土砂崩れで立ち往生した他の車に避難を呼びかけ、7人の命を救いながら自分たちは流されて殉職した。遺体の捜索現場に通った家族は悲しみをこらえ、「誇りに思う」とその行動をたたえた。
広島県などによると、2人は6日午後7時ごろ、署の勤務を終えて1台の車に乗って帰宅の途に就いた。普段使っていたとみられる公共交通機関が豪雨で使えず、他の署員の車を借りた。30分ほど後、広島市安芸区矢野町の県道で土砂崩れに遭遇し、前後の車に「呉署の警察官です」と声を掛け、降りて避難するよう呼びかけたという。
「一緒に逃げましょう」。山崎さん、晋川さんとみられる私服の若い2人が車の窓をたたいた時のことが、会社員女性(30)の脳裏から離れない。父の運転する車で母とともに同県呉市の自宅に向かう途中、土砂崩れに遭い、車体は濁流で回転した。外に出るかどうかで意見が割れていた時、誘導してくれたのが心強かった。
2人は近くの車にも声をかけ、女性らを含め計8人を集めて、付近の病院へ歩いた。再び土砂崩れが起き、ガードレールや電柱が倒れて火花が散った。2人のうち1人は、パニックに陥った女性を「大丈夫です」と落ち着かせ、他の人たちも「助けは来てくれますよ」と励まし続けたという。
午後8時ごろ、さらに土砂が流れ落ちてきた。女性は目の前のガードレールにしがみついたが、気付くと2人を含む3人がいなくなっていた。結局、残された7人はそれから2時間後に救助された。女性は言う。「あの時、落ち着かせてくれたお礼を言いたかった」
2人の遺体は同区の矢野川で発見された。ともに2階級特進の警部補に昇任したが、呉署の下末栄治副署長は「助かってくれていたらと願っていた」と声を詰まらせる。ともに妻子があり、山崎さんは白バイ隊員を目指し、証拠品の管理や書類作成の丁寧さで知られていた。晋川さんは事故関係者の心情に配慮し信頼されていた。
捜索現場には晋川さんの父芳宏さん(54)と弟賢也さん(24)が足を運んでいた。今春結婚した賢也さんは「奥さんを大切にしろよとよく言われた。もっと仕事や家族について話したかった」としのび、芳宏さんは「警察官の責任をよく果たした」と気丈に、そして言葉少なに話した。【隈元悠太、小山美砂】
いまだに父親は、私の心の中にずっといます。
亡くなってから はからずも閣議決定を経て
天皇陛下の御裁可を仰ぎ 父 故中野良夫 正七位 位記
昨年 拝受の栄に浴しました。
位記申請にあたり、ご配慮・ご尽力いただきました大阪府警の御担当者様には
心より感謝申し上げます。
父親は私の誇りでした。 父の思いが受け継がれ
今、うちの小学生と 三歳のチビたちが、将来警察官になると夢みています。
警察官は厳しい厳しいお仕事だと思います。
命かけのお仕事です。
けれども私は、亡き父の遺志をついで ちびたちに警察官になってほしい。
そして私も命を削ろうとも 人のために生きたいと思います。
現在、日本全国から警察官や消防官、自衛隊などの方が
被災地救援に派遣されています。 猛暑の中たいへんです
女性警官も派遣されています。
今回、西日本の豪雨で、7人のの命を救った若い警察官さん
なんと凛々しく美しく立派な方でしょうか。
自分の命を犠牲にして人を救った方です。 神様のような方です。
感謝の誠を捧げます。 涙が出ます。
ご家族は悲しみでいっぱいだと思います。 ご冥福をお祈りします。
西日本豪雨
誘導警官2人犠牲に 遺族「誇りに思う」
毎日新聞2018年7月18日
西日本豪雨のあった6日夜、広島県警呉署交通課の巡査長、山崎賢弘(かつひろ)さん(29)と晋川(しんかわ)尚人さん(28)は一緒に車で帰宅中に行方不明となり、17、18日に相次いで死亡が確認された。土砂崩れで立ち往生した他の車に避難を呼びかけ、7人の命を救いながら自分たちは流されて殉職した。遺体の捜索現場に通った家族は悲しみをこらえ、「誇りに思う」とその行動をたたえた。
広島県などによると、2人は6日午後7時ごろ、署の勤務を終えて1台の車に乗って帰宅の途に就いた。普段使っていたとみられる公共交通機関が豪雨で使えず、他の署員の車を借りた。30分ほど後、広島市安芸区矢野町の県道で土砂崩れに遭遇し、前後の車に「呉署の警察官です」と声を掛け、降りて避難するよう呼びかけたという。
「一緒に逃げましょう」。山崎さん、晋川さんとみられる私服の若い2人が車の窓をたたいた時のことが、会社員女性(30)の脳裏から離れない。父の運転する車で母とともに同県呉市の自宅に向かう途中、土砂崩れに遭い、車体は濁流で回転した。外に出るかどうかで意見が割れていた時、誘導してくれたのが心強かった。
2人は近くの車にも声をかけ、女性らを含め計8人を集めて、付近の病院へ歩いた。再び土砂崩れが起き、ガードレールや電柱が倒れて火花が散った。2人のうち1人は、パニックに陥った女性を「大丈夫です」と落ち着かせ、他の人たちも「助けは来てくれますよ」と励まし続けたという。
午後8時ごろ、さらに土砂が流れ落ちてきた。女性は目の前のガードレールにしがみついたが、気付くと2人を含む3人がいなくなっていた。結局、残された7人はそれから2時間後に救助された。女性は言う。「あの時、落ち着かせてくれたお礼を言いたかった」
2人の遺体は同区の矢野川で発見された。ともに2階級特進の警部補に昇任したが、呉署の下末栄治副署長は「助かってくれていたらと願っていた」と声を詰まらせる。ともに妻子があり、山崎さんは白バイ隊員を目指し、証拠品の管理や書類作成の丁寧さで知られていた。晋川さんは事故関係者の心情に配慮し信頼されていた。
捜索現場には晋川さんの父芳宏さん(54)と弟賢也さん(24)が足を運んでいた。今春結婚した賢也さんは「奥さんを大切にしろよとよく言われた。もっと仕事や家族について話したかった」としのび、芳宏さんは「警察官の責任をよく果たした」と気丈に、そして言葉少なに話した。【隈元悠太、小山美砂】