拉致問題に人生のすべてをかけて取り組んでおられた
藤岡広之さんが、亡くなられました。
昨晩、茨木市の川に落ちて亡くなられたとのことです。
信じられず、実感がわかないままです。
８月２６日の土曜日に 私の主催する川西市の拉致啓発活動に
参加して下さり、マイクで熱い思いで市民に呼びかけをして下さり、その後のチーム川西のミーティング、懇親会にも参加され
いっしょに飲み、語り合ったところでした。
毎月、秋田美輪さんを救う川西市民の会の拉致啓発活動に
駆けつけて下さっていた、大切な仲間でした。
藤岡さんは、長年、拉致問題に取り組まれ
救う会京都や大阪ブルーリボンに所属され、活動され、
また、全国の拉致問題の啓発活動に参加され、膨大な
資料を作り配布されてこられました。
川西市で、かつて市民ホールで拉致問題啓発のパネル展を開催しましたが、そのたくさんのパネルや資料は、すべて藤岡さんが
作って下さったものです。
千里中央の大丸ピーコックでお仕事されているので
私の通うカトリック教会のクリスマスパーティのお菓子を大量に買いに行かせていただいたこともあります。
誰からも寄付も募らず
お仕事されているお給料は、すべて拉致問題の資料づくりと
全国への啓発の交通費に注ぎ込んでおられました。
もうひとつ、以外な一面で、AKB48などのアイドルがお好きで
川西市の懇親会の飲み会のカラオケでは、とっても上手に
アイドルの歌を歌って下さってみんなを楽しませてくれました。
最近では、拉致問題の歌を歌う歌手の山口あやきさんを応援していて
一人でカラオケにいって、あやきさんの歌を歌い続けてリクエストし続けたり
して、ランキングをあげて人々に拉致問題の歌を知らせたいということも
されていました。
藤岡さん、いつも笑顔で、いつも一生懸命で熱くて優しくて
大好きなお友達でした。
彼が秋田美輪さんのために作って送って下さった資料は、
大きな段ボール5箱分くらいもあります。
最後にお会いした川西市での啓発の時には、神奈川の下村さんの
署名用紙を持ってこられて説明されたり
128ページに及ぶ、今まで彼が作られた資料を冊子にまとめた
立派な資料集を配布されました。これは全国に配布しに行かれていたようです。
その表紙には、世界遺産 吉水神社門にある漢詩
「天莫空擬勾銭 時非無范蠡」
「天、勾践(こうせん)を空しゅうすることなかれ、時に范蠡(はんれい)なきにしもあらず」
～天は勾践に対するように、決して拉致被害者をお見捨てにはなりません。きっと范蠡の如き武士(もののふ)が現れ、必ずや皆さまをお助けする事でしょう～ の言葉がありました。
また詳細わかり次第、連絡しますが、今のところは、
茨木市警察にご遺体があり、事件性はないとのことですが
詳しいことはわかりません。
一昨年、お父様を亡くされ、お母さまは介護施設におられるとのことで、独身でひとり暮らしでした。親せきはおられるとのことです。
ご冥福を祈ります。
土曜日いっしょに飲んで、いっぱい笑ってお話したとこなのに
信じられません。
みなさん彼の思いを引き継いでいきましょう！
ともに祈って下さい。
彼は、誰よりも拉致被害者の救出のその日を見たかったはずです。
これからも 天国から見守って下さることだと
思います。
増木さんから連絡をいただきました。
取り急ぎ、神奈川の下村さんと大阪ブルーリボンの会の
中林代表様にご連絡をさせて頂きました。
中国や北朝鮮批判の漫画を描いていた 曙機関の南郷さんの死や
北朝鮮批判の映画監督だったアジア映画社社長の朴炳陽（パクビョンヤン）さんの死
そして藤岡広之さんの死
北朝鮮問題に取り組んでこられた大切な方々が次々と亡くなるのは、悲しすぎます。
彼の思いを無にしないよう、これからも彼のぶんまで
頑張りたいと思います。
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拉致問題に人生のすべてをかけて取り組んでおられた 藤岡広之さんが、亡くなられました
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