大阪10/29～11/11　映画 『金日成のパレード』＆ 『北朝鮮・素顔の人々』

『金日成のパレード』はポーランド映画

崩れ落ちる社会主義の壁をなお高く積み上げようとする 「輝かしいチュチェ思想」とは何か。 人々を飢餓に追い込みながら 「人民をいつも幸福に導く偉大な太陽」とは誰か

この作品は 1989年、第32回ライプチヒ国際映画祭でグランプリ（金鳩賞）を受賞した。 会場で上映されたときは「全編爆笑、失笑、嘲笑の渦。それ程そこに展開された北朝鮮の真実は、金日成神格化を中心にいまスターリン主義を越え、改革を目指す人々には何とも受け入れがたいものだった」（キネマ旬報 1990.02）

同時上映の 『北朝鮮・素顔の人々』は 企画・原案・プロデュース：朴炳陽氏 構成・監督：稲川和男氏、朴炳陽氏

この作品は2000年代中盤、無名の北朝鮮住民が文字どおり命がけで撮影した長時間の映像を基に製作された“初公開”ドキュメンタリーである。 北朝鮮、全体主義のほころびの中で逞しく生き抜く市井の人々の姿 そして彼らを恐怖で支配しようと繰り返される公開処刑。それを強制的に見せられる群衆。

詳細、解説はこちら http://www.theater-seven.com/2016/movie_nkparade.html

【2016/10/29(土)～11/11(金)】

「淀川文化創造館Theater Seven(シアターセブン)」

大阪市淀川区十三本町1-7-27　サンポードシティ5階 阪急電鉄梅田駅より各線に乗車、十三駅で下車（約4分）