2014年12月11日(木)
兵庫県警本部で拉致被害者パネル展示、アニメ放映 「私たちが交渉できるならしたい」北朝鮮人権侵害問題啓発週間で有本夫妻 http://www.sankei.com/west/news/141211/wst1412110044-n1.html 兵庫県内の拉致被害者に関するパネル展示に見入る、拉致被害者の有本恵子さんの両親=10日午後、神戸市中央区の兵庫県警(頼光和弘撮影) 北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10~16日)に合わせ、北朝鮮による拉致被害者らの顔写真などをパネルで紹介するコーナーが10日、神戸市中央区の県警本部別館と県庁1号館の連絡通路で開設された。 県警本部別館7階のコーナーでは、拉致被害者の有本恵子さん(54)=拉致当時(23)=や田中実さん(65)=同(28)=ら県内の拉致被害者のほか、拉致の可能性を排除できない行方不明者27人の顔写真や行方不明の経緯をパネルで紹介。横田めぐみさん(50)=同(13)=の拉致事件を取り上げたアニメも放映している。 この日は有本さんの父、明弘さん(86)と母、嘉代子さん(88)が見学し、県警の担当者の説明に耳を傾けた。嘉代子さんは「私たちが(北朝鮮と)交渉できるのならしたい。政府がきちっとした対応をしてほしい」と訴えた。 16日まで。県警本部別館7階(13日を除く)、県庁1号館の連絡通路(13、14日除く)で、午前9時~午後5時に見学できる。 |