ナチス ソ連、中国 東欧 全体主義・社会主義・共産主義は衰退し崩壊した。そして今夏のアメリカとキューバの歴史的和解と 9月現在の ローマ教皇のキューバ訪問という歴史的な転換 カトリック、ローマ教皇がソ連、東欧そして今回のキューバに 果たした役割はとても大きい。 反共の戦いを続けるカトリックを誇りに思います カトリックの反共の戦いは実際の武器は用いないが 強い信念の心の剣を持っているのです 共産主義・社会主義・全体主義は弊害は 独裁主義・支配者階層優先・人権弾圧、残虐な殺害 今のシリアやIS イスラム国 北朝鮮のような恐怖政治 そんな愚かな 時代遅れ、全時代的な 共産主義・社会主義・全体主義をいまだに 信奉している 日教組・全教・共産党・社民党・民主党・朝鮮総連は 愚の骨頂、衰退と崩壊への道を歩むのみ 米・キューバ歴史的和解の舞台裏 枢機卿を密使にローマ法王仲介 産経新聞 9月23日(水)7時55分配信 ■カストロ議長の息子も関与か 【ハバナ=黒沢潤】54年間にわたって敵対してきた米国とキューバが今夏、ローマ法王の仲介で歴史的和解を成し遂げた内幕が明らかになりつつある。「スパイ小説」(米メディア)をほうふつとさせるもので、双方の秘密交渉が極めて困難な状況下で行われたことが浮き彫りになっている。 ◇ 米CNNテレビなどによると、秘密交渉が始まったのは法王就任から3カ月後の2013年6月。キューバは拘束中の米国人、アラン・グロス氏を釈放するのと引き換えに、米国で服役中のキューバ諜報員5人の釈放を要求した。だが、米国はグロス氏が諜報員ではないとして拒絶。キューバ側も米国の代替案を退け、早くも暗礁に乗り上げた。 カトリック教徒向けの雑誌によれば、法王は14年3月にバチカンを訪れたオバマ米大統領に対し、「(和解は)キューバだけでなく、米政府とあなた自身のためにもなる」と強調。カナダが交渉の舞台を提供してもなお妥協点を見いだせない中、法王は8月、国交回復を迫る文書を両首脳に送り付ける決断をした。 ◆情報漏れ防止に腐心 ところが、「秘密裏の交渉であるため、法王がオバマ氏に電子メールを送るといっても不可能」(米歴史家ピーター・コンブラフ氏)な状況。使者として白羽の矢が立ったのが、キューバ・カトリック教会最高位のオルテガ枢機卿(78)だった。枢機卿は元ピアニストで、革命後に労働収容所に8カ月間入れられた。神父に転じた後、カストロ政権と市民との橋渡し役として、政権が信頼を寄せていた人物だった。 法王の密命を帯びた枢機卿の行動は巧妙を極めた。ワシントンの大学街で講演するとの名目で渡米、その足でホワイトハウスに向かった。ロイター通信によれば訪問者は通常名簿に記載されるが、米政府は名前を削除し情報漏れを防いだ。 ◆二重スパイから手紙 交渉が行き詰まる中、枢機卿に一通の手紙が届いた。送り主は、キューバ諜報員でありながら、米中央情報局(CIA)の二重スパイとして投獄されたロランド・サラフ氏。枢機卿は獄中で受刑者に説教した際、同氏と知り合っていた。手紙は「私が米国との交換対象になり得る」と強調。枢機卿は直ちに手紙を政権に届けた。 秘密交渉にはラウル・カストロ国家評議会議長の息子アレハンドロ・カストロ氏も関与したという。カストロ政権はこの事実を公表していないが、釈放されたキューバ諜報員がフィデル・カストロ前議長と面会した際、アレハンドロ氏も同行したという。 コンブラフ氏によれば、アレハンドロ氏の関与をカストロ政権が公表しないのは、米国と今後交渉する際の「効果的」な仕掛けとするため。今後、対米交渉の重要な局面で再び登場するとみられている。 宗教ジャーナリストのアウステン・イベレイ氏はCNNに対し、「米南部マイアミとキューバに横たわる海は、ヨハネ・パウロ2世時代の『ベルリンの壁』に相当する」と指摘。法王フランシスコが今回キューバを訪問したのは、過去の恩讐(おんしゅう)を両国が乗り越えるのを全力で支援するためだと解説している。 |