県議所得、最も増えたのは 川西・猪名川地区の県議 自民党政務調査費問題で、
今回落選した 加茂忍氏
兵庫県議所得平均1306万円 14年度、2年ぶり増
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201507/0008168743.shtml
兵庫県議(14年)の所得(報告分、単位は万円)
拡大
兵庫県議(14年)の所得(報告分、単位は万円)
兵庫県議の所得と資産補充、関連会社の報告書の公開が30日、始まった。所得報告は2014年の1年間を通して議員だった人が対象で、当時の定数89に対し83人。所得総額の平均は13年より約17万円多い約1306万円で、2年ぶりの増加となった。
所得報告によると、前年と比較できる82人のうち、1万円以上(千円単位で四捨五入)増えたのは68人。1万円以上(同)減ったのは13人だった。期末手当が1人当たり約19万円増えたことなどが影響した。
事業所得は2人が報告したが、いずれも赤字。賃料収入などの不動産所得は12人で、赤字は1人だった。
総額が最も多かったのは水田裕一郎氏(自民党、姫路市)で3259万円。議員報酬に加え、経営する会社の役員報酬があった。
前年と比べ最も増えたのは加茂忍氏(自民党、川西市・川辺郡=ともに当時)で、581万円の増。主に不動産所得が増えていた。最も減ったのは前田朋己氏(民主党・県民連合、神戸市東灘区)で624万円減。持ち株の売却益などが減少していた。
所得総額の会派別平均は、自民党(42人)=1394万円▽民主党・県民連合(16人)=1265万円▽公明党・県民会議(13人)=1170万円▽共産党(5人)=1182万円▽県政クラブ・連合(2人)=1340万円。無所属4人の平均は1169万円だった。
各報告書は平日の午前9時~午後5時(正午~午後1時除く)、県議会事務局総務課で閲覧できる。
(斉藤正志)
【県議所得表の見方】
「氏名」欄は名前に続き、当選回数と会派(自民=自民党、民主=民主党・県民連合、公明=公明党・県民会議、共産=共産党、県ク=県政クラブ・連合、維新=維新の党、無=無所属)。選挙区や当選回数、会派は2014年度末現在。
所得はいずれも控除後の額で、納税時の確定申告に準じる。「給与所得」には議員報酬のほか、企業の役員報酬などが含まれているケースがある。「その他所得」は事業所得や不動産所得、利子・配当金などの合計。各種金額は千円単位で四捨五入しており、所得総額と一致しない場合がある。「対前年比」は所得総額の比較。▲はマイナス。
↧
県議所得、最も増えたのは 川西・猪名川地区の県議 自民党政務調査費問題で、今回落選した 加茂忍氏
↧