ヴァチカン・カトリック関係者の豊能町来訪 高山右近 関連ニュース
豊能町議員 野村剛志先生のfacebookからの転載です
先日、フィリピンの大統領歓迎の時に
天皇陛下が、高山右近について語られました。
高山右近 生誕の地、豊能町に
カトリックの神父様が、ご訪問なされます
(実は、かつて、ベネディクト教皇様の時ですが
私も親しくさせていただいている豊能町の豊能吉川八幡神社の久次米宮司様は
バチカン訪れ、教皇様に謁見されておられます。ご縁ですね)
高山右近 関連ニュース
ヴァチカン・カトリック関係者の豊能町来訪
平成27年は、現在の豊能町高山に生誕し、戦国時代の
キリシタン大名として有名な、高山右近の没後400年の年に
あたります。
この度、高山右近が列福の申請をされている中、ヴァチカンから
列福の申請関係者の方々が、豊能町を訪問されることとなりました。
豊能町としては、郷土の歴史的・象徴的な人物である高山右近が、
世界的に顕彰されるこの機会に、
町を挙げて右近にちなんだ様々な趣向で盛大に歓迎するとともに、
今後も高山右近をとおして、豊能町の魅力を更に高めていきたいと
考えています。
記
1 日 時 平成27年 6月25日(木)午前10時~12時(予定)
2 場 所 ①町立高山コミュニティーセンター(右近の郷)→「生誕地」
(大阪府豊能郡豊能町高山10番地)
②豊能町役場本庁2階大会議室(歓迎の集い)
(大阪府豊能郡豊能町余野414番地の1)
3 来訪者
・Fr Anton Witwer / アントン・ヴィットヴェル神父
(イエズス会司祭、教皇庁立グレゴリア大学教授、
同大学霊性研究所長、高山右近列福申請日本側代理人)
・川邨 裕明神父(高山右近列福推進委員会委員長)
・松本 秀樹氏(教区本部)他
4 主な行程 ◆10:20~11:00
高山地区「右近の郷」(高山右近夫婦石像)→「右近生誕の
碑」→「西方寺」
◆11:20~12:00
豊能町役場本庁での歓待
・琴演奏
・茶の湯(千利休の高弟としての右近の紹介)
・高山地場産のお菓子
・右近ゆかりの記念品贈呈
●高山右近
現在の豊能町高山地区は、高山右近(1552年~1615年)生誕の地です。
右近は、信長、秀吉、家康という三人の天下人のもとで生き抜いた
戦国大名で、治水、築城、町割り等、多方面に優れた能力を
発揮しました。また、茶人として「利休七哲」の一人に
数えられるほどに茶の道を極めた文化人でもありました。
少年期に切支丹の洗礼を受けた右近は、21歳の若さで高槻城主、
次いで明石6万石の大名となって、黒田官兵衛ら、多くの大名を
キリスト教に導きました。天正15年(1587年)、
秀吉による伴天連追放令では大名の地位を捨て、
信仰の道を守り通しました。又、徳川幕府による禁教令では、
後半生を過ごした金沢から国外追放され、その翌年、
慶長20年(1615年)2月3日、追放先フィリピンの
マニラで亡くなりました。
●列福
徳ある行為あるいは殉教によりその生涯が聖性に
特徴づけられたものであったことを証して「福者」という敬称が
つけられます。そして現在は天に在住し、
福者の列に加えられることを「列福」といい、キリスト教、
カトリック教会において徳と聖性が認められ、
聖人に次ぐ福者の地位に上げられることをいいます。
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