元、中学校教員もされていて、今は神職をされていらっしゃる知人の記事です
大阪市の小学校に子供さんを通わせておられます。
その小学校は、国歌君が代は当然として、「高津の宮の昔より」で始まる「大阪市歌」も
戦前からの伝統ある校歌も式典では歌われるそうですが。。。。。
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朝、登校直前に長女が「これ書いて」と渡しました。
見れば例の卒業証書の生年月日の記載について。
以前の「元号か西暦かの選択制」よりは随分進歩しました。
現状では是が精一杯なのでしょうか。疑問点としてあげるならばまず第一点として
「外国籍は西暦」と在りますがイスラム教徒はどうするのでしょう。
第二点としては逆に外国の学校に在籍している日本人の子供がいたとして、
「日本人だから元号」で書くでしょうか。私ならばその国の独自性を尊重するため
「元号で書け」とも云わないと思います。前職の時は外国籍
(韓国、朝鮮籍がほとんどだが台湾籍、ベトナム籍もいた)の生徒のみ
個別に記載する氏名(本名か通名か)をきき、本名の場合は西暦表記にするのかどうかを尋ねました。本名で西暦というコリアンはそう云った運動が盛んな地域にのみ存在し、他は通名で元号を選択していたと記憶します。
然も、例えば名前に非常に日本的な名前、それこそ例えば「瑞穂」(豊葦原の瑞穂の国からとったのか)などと付けていて、その名前の朝鮮読みも何も在ったものではないということもありました。
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20年前、私の娘が、保育園の卒業式の時に、はじめて、
「卒業証書」の年号を西暦にするか、元号にするか??という事が
ありました。 私は、卒業証書というものは、縦書きで日本の伝統的な毛筆で
書かれたもの、元号が当然だと思っていたので、とても驚きました。
その当時、保育園に子どもを預けてフルタイムで働くのは、
小学校教員、中学教員などで、日教組の先生である母親が、こだわっていたのを
記憶しています。
ああ、「元号」というのは、天皇陛下に関することだから、否定するのだ
これは国旗・君が代否定と同じ流れだと感じました。
その時にはじめて、川西市の日教組に対して、違和感と疑問を持ちました。
その後、小学校、中学の卒業式前にも保護者に対して
「元号にするか、西暦にするか」と選択をするためのプリントが配布されました。
なぜ、ほとんどの保護者が、元号であることを問題視しないのに
一部の教員の子供のために、いちいち、そんなプリントを配布するのか
学校側、教員が、元号を拒否するからといって、そんな配慮は必要ない
伝統的な 元号でよいではないかと思いました。
そして式典という厳かな場、儀礼、「式」というのはどんな時も 結婚式もお葬式も
入学式も卒業式も成人式も そして終業式も厳粛で、格調高い場であること
思想を超えて、そういう伝統文化は大切にすべきだと思います。
どの国でも式典というものは、厳粛なものであると思います。
縦書き、毛筆の証書に 西暦は不自然であると思うのです。
また、左翼は、反米思想が多いのに
「元号」が嫌だからと、西暦を使うなんて、なんだか、こだわり方が馬鹿げているなぁと。
個人個人の趣味、嗜好、思想を尊重するというのなら
いっその事、保守で天皇を崇敬している方のために「皇紀」も導入すべきですね
まあ、そこまでは思いませんが、私は日本人なのだから、日本の公教育の場合は
「元号」に統一で、いちいち、プリントで保護者に選択させる必要はないと思います。
その件について、調べてみると
最近、裁判のニュースが出てきました。
「キリスト教の暦を強制、西暦表記の卒業証は違憲」 滋賀で父子が提訴
滋賀県立大(彦根市)を卒業した女性と父親が「西暦表記の卒業証書はキリスト教の暦を強制するもので、信教の自由を保障した憲法に違反する」として、大学などを相手取り、元号で再交付するよう求める訴訟を19日、東京地裁に起こした。
訴状によると親子は仏教と神道を信仰。3月に卒業した際、発行日と生年月日を西暦で書いた卒業証書を渡され、父親が元号表記で再交付するよう大学に頼んだが、断られた。
滋賀県立大は「訴状が届いておらずコメントできない」としている。
上記は 最近のニュースですが
そもそも 西暦を使うようになったのは、
プロテスタントやカトリック、キリスト教の教会や信徒の主張で
その影響だというような事が言われていますが、それは間違いです。
もちろん西暦というのは、イエス・キリストに関する歴ですから
カトリック学校では、西暦を使いますし、プロテスタントも西暦を使うことを
主張はしていますが、
公立学校において、それをかたくなに主張しだしたのは、
キリスト教ではなく、
広島や 豊中、川西市の例を見てもわかるように
同和教育を推進している日教組がこだわったためと思われます。
そして、儀礼、伝統として元号を使ってきたということで
法令等に定められているわけではなく、各自治体、教育委員会等に
まかされていて、どちらを使っても違法どはないという
裁判結果にもとづいて、ますます西暦や選択制が行われることになったようですね
広島県教育委員会においては、昭和三十七年から広島県教育委員会の公用文に関する規程で元号表示による書式を一般的に定め、事務処理を行つてきたところであるが、元号の使用は同和教育の推進を阻害するという理由から県立学校の卒業証書における年の表示について西暦を使用するよう教職員が校長に迫るという動きがあり、他方、教育委員会規則等で定められた個々の公用文の様式においては、必ずしもすべての公用文の年の表示方法が明確にはされていなかつたため、
1987年、昭和六十二年一月、教育職員免許状に関する規則、広島県立高等学校学則施行細則など教育委員会規則等の一部改正を行い、個々の公用文の年の表示方法を元号表示とすることを明確にし、関係機関に対し周知を図るとともに、同年二月、県立学校長に対し、卒業証書における年の表示について前記規則等に基づく様式を遵守するよう指示文書を発した。
しかしながら、同年三月の県立学校の卒業式において、五十四校で前記規則等に定められた様式に反する卒業証書が交付された。
このため、広島県教育委員会は同年三月三十日付けで右五十四校の校長に対し、今後は法令等にのつとつた適正な職務の遂行に努めるよう文書訓告を行うとともに、監督責任者である教育長に対し戒告、教育部長及び高校教育課長に対し文書訓告を行つた。
豊中市では、元号表記のみなのは良心の自由を侵害しているとして西暦表記で記載するよう争われた裁判があり、
大阪地裁は1994年、平成6年、、この大阪府豊中市で卒業証書への西暦表記を巡って争われた日本人の中学卒業生の裁判で、卒業証書発行の権限は校長にあり、西暦、元号どちらでも違法ではないとの判決を下しているが、その後、現在では、国籍などに関係なく、西暦で表記したり、西暦と元号を併記する学校が増加しているそうです。
しかし、同和教育の推進を阻害すると、教職員が校長に迫る・・・・・とか
意味不明ですね。 反天皇なんでしょうね
このように
広島はどんな事にも教職員が校長にたてついて
どんどん、校長を自殺に追い込んだのでしょうか
子どもの「いじめ」による自殺は、大々的に報道されますが、
「いじめ」はいけないと子どもたちを指導する
公立小中学校の 組合教員が、校長をいじめて自殺に追い込んだときは
小さな記事になるか、うやむやにされてタブーのように扱われるのです
そんな経緯でできた 西暦・元号 選択制
なんだかとても違和感があります。
今の学校教育、日教組教育は なんでも「平等」「みんな同じ」とか言ってるのに
卒業証書は、バラバラ・・・だなんて
なんだか、教育に一貫性と整合性がないですねw
私は カトリッククリスチャンですが、日本人ですし伝統文化が大切、儀礼は大切だと
思いますから、「元号」を選びます。
日本も国際化で、様々な国、様々な宗教、民族の子どもが、公立学校で学びます。
イスラム暦、インド暦、タイ仏暦、ユダヤ暦、エチオピア暦、ペルシャ暦など
いろいろあるのですが、それぞれにあわれていたら、
もうややこしくてしかたないですね
日本の小学校なのですから、「元号」でいいと思います。
西暦がいい人は 私立のカトリックの学校へ行けばいいと思いますが。
みなさんは、西暦?? 元号??
普段、リベラルな人や、左翼の方でも
「俺は昭和生まれやで」「俺の父親は 大正生まれ」
「平成生まれか、若いね」などと 自然に会話するんじゃないでしょうかね
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卒業式の卒業証書の元号、西暦表示について
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