能勢電鉄に“新型車両” 3月16日から運行開始 神戸新聞
3月16日から能勢電鉄で運行を始める「5100系」車両(同電鉄提供)
兵庫県川西市と猪名川町などを結ぶ能勢電鉄(同市)は、親会社の阪急電鉄から購入した「5100系」車両(2編成・計8両)の改造をこのほど終え、3月16日から運行を始める。能勢電鉄としては17年ぶりとなる“新型車両”導入で、前日の15日には一般向け試乗会(川西能勢口発妙見口行き)も開く。
導入する車両は1973年に製造され、阪急宝塚線で運行していた。能勢電鉄で運行する「1500系」の老朽化に伴い、後継車両として白羽の矢が立った。
ワンマン運転で運行する能勢電鉄に対応できるよう改造し、行き先表示は発光ダイオード(LED)に変更した。同電鉄によると、来年度以降、さらに5編成(計16両)を導入する予定という。
今回の車両は昨年7月、尼崎市にある阪神電鉄の車両工場で改造するために阪神本線を走行。「阪神」の線路を「阪急」が走るという珍しい光景を見ようと、鉄道ファンが阪神尼崎駅などに集まり話題になった。
試乗会の申し込みは3月2日までに、能勢電鉄のホームページから。定員200人(応募多数の場合は抽選)。(金 旻革)
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能勢電鉄に“新型車両” 3月16日から運行開始
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