私は 日本郭文貴後援会に参加しています
郭文貴さんを応援、支持しているとともに
日本国内で中国の民主化を求める方々や日本郭文貴後援会の相林先生を
私は応援しています。
今回、SAPIOという雑誌で、郭文貴氏が、「日本人の民度は世界で最も尊敬されてる」 と日本をほめたたえ、また日本に対して提言されています。
日本は世界で最も優秀な民度を持つ国民を擁している国家だ。努力家で礼儀正しく、政府に迷惑をかけない日本人の民度は、世界で最も尊敬されていると言っても過言ではない。北米でも南米でも、欧州でも中東でも、世界の人々は日本人に対して強いリスペクトを抱いている。これは日本のいちばんの財産だろう。この良好なイメージを、もっと戦略的に利用してほしいし、そうしなくてはならないと思う。
ぜひお読みいただき、また 「日本支持郭文貴爆料後援會」(日本郭文貴後援会)を
知っていただきご支援お願いしたいと思います。
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在NY中国人大富豪「日本人の民度は世界で最も尊敬されてる」
自家用クルーザーから熱いメッセージ(郭文貴氏)
中国共産党に関する様々な秘密を握っており、“中国共産党が恐れる”として知られる郭文貴氏は、現在米ニューヨークに身を寄せる。郭氏は、米国政府の元主席戦略間スティーブ・バノンをはじめとする様々なルートを通じてトランプ政権の内情にも詳しい。米朝首脳会談を成し遂げたトランプについて、さらに急速に展開する世界情勢から置いてけぼりをくらいつつある日本について、大いに語ってもらった。
* * *
日本のみなさん、こんにちは。私が郭文貴だ。今回は、新たなステージに入った感のある北朝鮮問題を巡るアメリカや東アジア各国の情勢と、そんな激動の時代のなかで私が日本に期待することを述べさせていただくことにしよう。
今年6月12日に歴史的な米朝首脳会談が実施された。実現に至るまでの紆余曲折について、予測不可能性の高いトランプ氏の姿勢に苦言を呈するような声もあったと聞く。だが、歴史にIFはないとはいえ、仮に大統領選でトランプ氏が当選していなかったならば、今回の米朝首脳会談は間違いなく開かれなかっただろう。
トランプ氏は企業経営者としてのキャリアゆえなのか、常に情勢の変転に即して、現実をベースに臨機応変な対応を取る。別に私がトランプ氏と同じく大富豪だから贔屓をするわけではないのだが(笑)、この点は素直に評価すべきことではないか。
第二次大戦後の国際秩序において、世界の多くの国々は、全人類の共通の課題である経済の発展や科学の進歩、疾病の克服、生活水準の向上、環境汚染といった問題に取り組んできた。しかし、一部のけしからぬ国はこうした秩序を無視して、国際社会の一員としての義務を果たすこともなく、侵略的な対外拡張や不当な手段での金儲けに邁進し、それを批判する国際社会をあべこべに恫喝すらしてきた。
こうした国家による核拡散の防止は、アメリカだけではなく世界全体の利益だ。結果的に見れば、トランプ氏はこれを守ったのである。トランプ氏は大統領に就任してから、国内的にはアメリカ社会を硬直させていた過度なポリティカル・コレクトネスを打ち破り、対外的には国連の制約を打ち破ってきた。そして、第二次大戦後の国際秩序を尊重しない北朝鮮の姿勢をも打ち破ることに成功したのだ。
彼は企業家として、手段を選ばない相手に対してはあらゆるコストを払ってでも火消しすべきだとわかっていたのだろう。トランプ氏が北朝鮮を止め、平和をもたらした結果、日本は最大の受益者のひとりとなった。その事実は、もっと素直に理解されるべきではないだろうか。
現在、日本は大きな岐路に立たされている。それは、今後の日本が確固たるヴィジョンを持たないままにアジアに引きこもり続けるか、戦略的思考を持って西側諸国と緊密に連携し、改革するべき部分を改革するかだ。いま、日本がアジアで往年のような地位を占めることはあり得ない。日本は西側諸国のパワーと結びつき、改革を進めなければ、やがて国家の安全すらも保障されなくなるだろう。
◆日本は自信のなさから脱却を
近年の日本は、金融の分野において世界で最も失敗した国家である。日本は過去数十年にわたる財産をいつの間にか使い果たしてしまったが、これは本当に深刻な失敗であって、日本の国民は非常にかわいそうな目に遭うこととなった。
いま日本が改革すべきものは、こうした金融の失敗に加えて、AIやバイオテクノロジーなどの進歩を阻む、社会の保守性であろう。中国人は日本人から多くのものを学ぶべきであるが、逆に日本人が中国人から学ぶべきものもある。
それはすなわち大局的な国際感覚だ。ローカルな殻に閉じこもり、進取の気風を失って思考が硬直したことが、かつて世界に冠たる水準を誇ったデジタル分野における日本の戦略的優位性を失わせることになっている。
企業家であるトランプ氏は、日進月歩ならぬ「秒進分歩」と言ってもいいほどのスピードで、どんどん先へと進んで行く人物だ。従来の慣習や心理的な制約にとらわれず、新しい時代を作っていく。
日本もこうした柔軟性を持ってほしい。SNSやAIやバイオテクノロジーの技術革新がどんどん進んでいく、変化の速い時代に対応して、戦略的に前に進んでいかなければ、将来の日本は没落の道を歩むよりほかなくなるだろう。これは経済分野においてのみならず、北朝鮮問題に象徴される外交や安全保障の分野についても同様だ。
この時代のなかで、もっと国際的にイニシアチヴを発揮して世界の潮流をリードする国家になってほしい。日本がグローバル化に対応できるか、国内の保守性を打ち破れるかは、アジア全体の平和にとっても極めて重要な問題だ。戦後長らく自国を覆っている自信のなさから、そろそろ脱却すべき時がきている。
日本は世界で最も優秀な民度を持つ国民を擁している国家だ。努力家で礼儀正しく、政府に迷惑をかけない日本人の民度は、世界で最も尊敬されていると言っても過言ではない。北米でも南米でも、欧州でも中東でも、世界の人々は日本人に対して強いリスペクトを抱いている。これは日本のいちばんの財産だろう。この良好なイメージを、もっと戦略的に利用してほしいし、そうしなくてはならないと思う。
米朝首脳会談は、あるひとつの新しい時代の幕開けとなった。安全と平和の重要性が従来にまして強く認識されるこの時代において、日本のみなさんがより重要な役割を果たすことを祈っている。私の決まり文句で締めるならば、この新たな時代は「一切都是剛剛開始」なのだから。
【プロフィール】かく・ぶんき/山東省出身。国有企業職員を経て、不動産会社オーナーに。政府とのコネを利用して大成功。個人資産は最大時で約180億元(約3000億円)とも。2014年から米国に滞在。2015年1月、親交の深い馬建・国家安全部副部長(当時)の失脚後、中国には戻れなくなった。以後、中国高官のスキャンダルを告発。中国外務省は2017年4月、国際刑事警察機構(ICPO)に国際指名手配を要請。同時期、郭氏が出演した米政府系メディアのネット放送が突然打ち切られ、中国政府の圧力も疑われた。
◆構成/山久辺参一(ジャーナリスト)
※SAPIO2018年7・8月号
郭文貴さんを応援、支持しているとともに
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今回、SAPIOという雑誌で、郭文貴氏が、「日本人の民度は世界で最も尊敬されてる」 と日本をほめたたえ、また日本に対して提言されています。
日本は世界で最も優秀な民度を持つ国民を擁している国家だ。努力家で礼儀正しく、政府に迷惑をかけない日本人の民度は、世界で最も尊敬されていると言っても過言ではない。北米でも南米でも、欧州でも中東でも、世界の人々は日本人に対して強いリスペクトを抱いている。これは日本のいちばんの財産だろう。この良好なイメージを、もっと戦略的に利用してほしいし、そうしなくてはならないと思う。
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中国共産党に関する様々な秘密を握っており、“中国共産党が恐れる”として知られる郭文貴氏は、現在米ニューヨークに身を寄せる。郭氏は、米国政府の元主席戦略間スティーブ・バノンをはじめとする様々なルートを通じてトランプ政権の内情にも詳しい。米朝首脳会談を成し遂げたトランプについて、さらに急速に展開する世界情勢から置いてけぼりをくらいつつある日本について、大いに語ってもらった。
* * *
日本のみなさん、こんにちは。私が郭文貴だ。今回は、新たなステージに入った感のある北朝鮮問題を巡るアメリカや東アジア各国の情勢と、そんな激動の時代のなかで私が日本に期待することを述べさせていただくことにしよう。
今年6月12日に歴史的な米朝首脳会談が実施された。実現に至るまでの紆余曲折について、予測不可能性の高いトランプ氏の姿勢に苦言を呈するような声もあったと聞く。だが、歴史にIFはないとはいえ、仮に大統領選でトランプ氏が当選していなかったならば、今回の米朝首脳会談は間違いなく開かれなかっただろう。
トランプ氏は企業経営者としてのキャリアゆえなのか、常に情勢の変転に即して、現実をベースに臨機応変な対応を取る。別に私がトランプ氏と同じく大富豪だから贔屓をするわけではないのだが(笑)、この点は素直に評価すべきことではないか。
第二次大戦後の国際秩序において、世界の多くの国々は、全人類の共通の課題である経済の発展や科学の進歩、疾病の克服、生活水準の向上、環境汚染といった問題に取り組んできた。しかし、一部のけしからぬ国はこうした秩序を無視して、国際社会の一員としての義務を果たすこともなく、侵略的な対外拡張や不当な手段での金儲けに邁進し、それを批判する国際社会をあべこべに恫喝すらしてきた。
こうした国家による核拡散の防止は、アメリカだけではなく世界全体の利益だ。結果的に見れば、トランプ氏はこれを守ったのである。トランプ氏は大統領に就任してから、国内的にはアメリカ社会を硬直させていた過度なポリティカル・コレクトネスを打ち破り、対外的には国連の制約を打ち破ってきた。そして、第二次大戦後の国際秩序を尊重しない北朝鮮の姿勢をも打ち破ることに成功したのだ。
彼は企業家として、手段を選ばない相手に対してはあらゆるコストを払ってでも火消しすべきだとわかっていたのだろう。トランプ氏が北朝鮮を止め、平和をもたらした結果、日本は最大の受益者のひとりとなった。その事実は、もっと素直に理解されるべきではないだろうか。
現在、日本は大きな岐路に立たされている。それは、今後の日本が確固たるヴィジョンを持たないままにアジアに引きこもり続けるか、戦略的思考を持って西側諸国と緊密に連携し、改革するべき部分を改革するかだ。いま、日本がアジアで往年のような地位を占めることはあり得ない。日本は西側諸国のパワーと結びつき、改革を進めなければ、やがて国家の安全すらも保障されなくなるだろう。
◆日本は自信のなさから脱却を
近年の日本は、金融の分野において世界で最も失敗した国家である。日本は過去数十年にわたる財産をいつの間にか使い果たしてしまったが、これは本当に深刻な失敗であって、日本の国民は非常にかわいそうな目に遭うこととなった。
いま日本が改革すべきものは、こうした金融の失敗に加えて、AIやバイオテクノロジーなどの進歩を阻む、社会の保守性であろう。中国人は日本人から多くのものを学ぶべきであるが、逆に日本人が中国人から学ぶべきものもある。
それはすなわち大局的な国際感覚だ。ローカルな殻に閉じこもり、進取の気風を失って思考が硬直したことが、かつて世界に冠たる水準を誇ったデジタル分野における日本の戦略的優位性を失わせることになっている。
企業家であるトランプ氏は、日進月歩ならぬ「秒進分歩」と言ってもいいほどのスピードで、どんどん先へと進んで行く人物だ。従来の慣習や心理的な制約にとらわれず、新しい時代を作っていく。
日本もこうした柔軟性を持ってほしい。SNSやAIやバイオテクノロジーの技術革新がどんどん進んでいく、変化の速い時代に対応して、戦略的に前に進んでいかなければ、将来の日本は没落の道を歩むよりほかなくなるだろう。これは経済分野においてのみならず、北朝鮮問題に象徴される外交や安全保障の分野についても同様だ。
この時代のなかで、もっと国際的にイニシアチヴを発揮して世界の潮流をリードする国家になってほしい。日本がグローバル化に対応できるか、国内の保守性を打ち破れるかは、アジア全体の平和にとっても極めて重要な問題だ。戦後長らく自国を覆っている自信のなさから、そろそろ脱却すべき時がきている。
日本は世界で最も優秀な民度を持つ国民を擁している国家だ。努力家で礼儀正しく、政府に迷惑をかけない日本人の民度は、世界で最も尊敬されていると言っても過言ではない。北米でも南米でも、欧州でも中東でも、世界の人々は日本人に対して強いリスペクトを抱いている。これは日本のいちばんの財産だろう。この良好なイメージを、もっと戦略的に利用してほしいし、そうしなくてはならないと思う。
米朝首脳会談は、あるひとつの新しい時代の幕開けとなった。安全と平和の重要性が従来にまして強く認識されるこの時代において、日本のみなさんがより重要な役割を果たすことを祈っている。私の決まり文句で締めるならば、この新たな時代は「一切都是剛剛開始」なのだから。
【プロフィール】かく・ぶんき/山東省出身。国有企業職員を経て、不動産会社オーナーに。政府とのコネを利用して大成功。個人資産は最大時で約180億元(約3000億円)とも。2014年から米国に滞在。2015年1月、親交の深い馬建・国家安全部副部長(当時)の失脚後、中国には戻れなくなった。以後、中国高官のスキャンダルを告発。中国外務省は2017年4月、国際刑事警察機構(ICPO)に国際指名手配を要請。同時期、郭氏が出演した米政府系メディアのネット放送が突然打ち切られ、中国政府の圧力も疑われた。
◆構成/山久辺参一(ジャーナリスト)
※SAPIO2018年7・8月号