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川西市長に要望 川西市新田地区の住宅建設,開発における 道路通行規制及び安全対策の徹底について

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川西市新田地区の住宅開発について
地域住民からの声を受けて、川西市長・川西警察署・川西市教育委員会に要望書を
出しました。 

自然の多い川西市での 新田城跡地の近隣、神域に近い
里山保護に反する自然環境破壊に地域住民から
嘆きの声が出ているのに無視されてすすめられていること
里山ハイキングの観光客

また幼稚園・小学校・中学校・高校の子どもたちが、毎日、数百人通るスクールゾーンでの
通行料増加や工事車両の行き来が、子どもたちの命を脅かすことについて

子どもたちの命を守るため 要望しました。



まず、川西警察署長宛、交通課には、要望を先に提出し、交通課のおだわら様から
さっそくの調査結果とご返答をいただいています。


川西警察署が、子どもたちの通行の様子、人の通行量、車の通行量を調査して下さり
確かに子どもたちは、数百人通っている。スクールゾーンであるため地元以外の車の通行は
少ないけれども、子どもたちや住民の命を守る、事故を未然に防ぐことは大切であるので、
地域の方々の
心情は十分理解できる。管轄の多田東交番にも情報共有し、パトロール、道路安全管理の
強化につとめる。

警察管轄以外のガードレール
設置等の要望については、ぜひ 市に働きかけていただきたい。
今後も何かあれば、連絡下さい。


とのご返答であります。感謝します。



















要  望  書

                     平成29年 7月 10日

川西市長殿
川西警察署長殿
川西市教育委員会御中
       
     
                         川西の教育をよくする会  
                        代表者名  中曽千鶴子 
                 元川西明峰高校PTA会長・兵庫県学校評議員         住 所  川西市新田3丁目21番11号      電話番号  090-3656-3350 
   

川西市新田2丁目21番の住宅建設,開発における
川西市新田2丁目21番,新田3丁目21番,緑台3丁目付近の
道路通行規制及び安全対策の徹底について

+


要望趣旨

川西市新田2丁目21番の地区は、美しい樹木が生い茂り、毎年、春には大きな桜の木に桜の花が満開になる、豊かな自然環境に恵まれた地区です。歴史的にも新田城跡として新田八幡宮も建立されており、開発地区は八幡宮の小さな鎮守の森としての様相を呈しています。
開発地区の森の中には、小さな鳥居、祠が祀られています。
鶯や様々鳥が巣をつくり美しい声で鳴き、夏にはセミが鳴き、クワガタやカブトムシ、小動物も生息しています。
現在、日本各地の里地里山を守ろうと環境省は、里地里山保全活動を推進するよう提言しています。
自然資源の循環が少なくなることで、大きな環境変化を受け、里地里山における生物多様性は、質と量の両面から劣化が懸念されます。
川西には、日本一の里山といわれる黒川地区もあり、里山の保全を大切にする自治体であると思います。市の発展のための住宅開発は致し方ないとしても、むやみに自然破壊をしてまでの開発には疑問を感じます。

このたび、土地の所有者の土地売買により地域の建設会社が、この地区に20棟の住宅を建てる開発計画を提示しました。
この地の自然を愛し、一生涯をこの自然の中で暮らしたいと近隣の家を購入した住民は多く存在します。形ばかりの住民説明会では納得できないという嘆きの声は、無視されました。

この開発地区の道路は、源氏ゆかりの史跡・名所めぐりのハイキングコースでもあり、新田城跡を通るコースとして多くの観光客が訪れる場所でもあります。

また、毎朝、川西市立多田中学校・川西市立多田小学校・緑台幼稚園・緑台高校の
4学校の生徒が通るスクールゾーンであります。
一日に4校の児童・生徒の通行は、合計すると数百名を超えます。
にもかかわらず、日常的に国道173号線が渋滞している時のグリーンハイツ~川西への抜け道として、交通量が増加している道路です。今後、新名神高速道路及び県道川西インター線の開通により、ますます交通量が増加する可能性があります。
今回の住宅開発による工事車両の通行、20棟の新築住宅に住む住民の車の通行などの増加により、
通学する子どもたちの命、安全が脅かされる可能性が増します。

20棟の住宅への車の出入り口付近は、実質道路は4.4メートルしかなく、現在でも車のすれ違いが困難なほどです。この付近に住宅の駐車場が並び、また、電柱が何本も建ち、ゴミステーションもできるとのことには、不安に感じている地域住民も存在します。

また、近年、日本各地で自然災害・洪水・土砂災害が発生しています。
先日は九州福岡でも大雨の災害で多くの方が亡くなられました。
この地区の道路は、大雨が降るとグリーンハイツ地区などから激しい水流で大量の水が新田2丁目、3丁目の下部地域に流れる地区で防災マップにもあるとおり、浸水、土砂災害の発生する可能性のある地域です。
自然の樹木、大木が根をはっているからこそ、土砂災害が免れているのですが、木々を伐採し根を掘り返すことで住宅開発の期間だけでなく、住宅が建設された後も防災上、危険が増すはずです。

地域住民は、自然環境の破壊に加え、住民、子どもたちの安全、命を守るための対策ができているのかとたいへん不安に感じています。この状況をふまえ、要望いたします。


要 望

1.多田中学校・多田小学校・緑台高校(7時~8時半)緑台幼稚園(8時~9時)の児童・生徒が登下校する時間帯への徹底した安全対策、通行規制をお願いします。
7時~9時 15時~19時の新しい時間帯の通行規制のスクールゾーン表示を徹底して下さい。
スクールゾーンは工事車両が入らず、グリーンハイツ方面から工事車両は出入りするということですが、多田中学校の北側を通るため、多田中学校・緑台幼稚園・緑台高校の生徒が多く通学で通る場所を工事車両が通ることになります。安全対策を徹底して下さい。

2.川西警察の安全パトロール、警備を徹底して下さい。

3.住宅建設、開発について、電柱や駐車場、ゴミステーションなど、道路幅を狭めるような事や通行の危険性が決して無いよう、設計の見直しを建設会社に指導して下さい。



4.無謀な運転の車や大型車の進入による昼夜を問わない振動等で、危険性や健康被害も心配される事態です。大きな事故が発生する前に、車両の進入規制や速度規制などの安全対策を早急に行ってください。

5.大型車両通行禁止、通行規制等の看板の設置、歩道ガードレール設置、縁石などで歩行者・歩行児童の保護を徹底して下さい。
現在の道路は狭いので、ガードレールを設置するのが無理だということならば、建設予定の住宅の数を減らすなど設計を見直してでも、必ず、子どもの保護のため歩道・ガードレールの設置をして下さい。


6.土砂災害、浸水などの防災体制の見直しと対策を徹底して下さい。

7.教育委員会は、子どもたちの命を守るため、各学校と連携し、対策を講じて下さい。



地域住民の多くの要望を受けての要望書ですので、回答を早急に頂きますようにお願いいたします。



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