韓国の文在寅大統領は 果たしてほんとうにメディアやネットのいうような福島瑞穂や辻元清美のような 従北か、親北か、極左か？ それは違うようだ。
それは違うようだ。メディアを鵜呑みにせず動向を注視しよう
２５日、韓国の文在寅大統領がローマ法王フランシスコ宛てに書簡を送り、その中で「 南北間の和解への仲介」を要請したと報じたと報じられ、
また３０日には、文大統領が対バチカン特使と面会 法王からのロザリオの贈り物受け取ったと報じられた。文在寅大統領は、敬虔なカトリック信徒である。
メディアにより、
対北朝鮮融和派、極左、親北、従北、反日などと言われる韓国の文在寅大統領
慰安婦日韓合意については、「国民の大多数が心情的に合意を受け入れられないのが現実」などと述べ、また北朝鮮のミサイルが続き、緊張が続いているが、北朝鮮との対話を
重視してきた元来の主張から、懸念されている。
極左で親北の文在寅大統領を選んだ韓国国民は愚の骨頂だと、また日本のメディアでは
反韓、嫌韓ムードに追い打ちをかけるようなことがおきている。
が、真実はどうだろう。
朴槿恵大統領もカトリック信徒であったが、
文在寅大統領は、より敬虔なカトリック信徒だという。 韓国のカトリック信徒は
反共産主義、反全体主義、反チュチェ思想主義を旨としており、
同性愛行為にも反対し、日本の信徒よりもその保守的度合いは強い。
1919年3月1日に日本統治時代の朝鮮で起こった日本からの独立運動 三・一運動では
朝鮮半島のキリスト教、仏教、天道教の指導者たちが中心であったが、
その運動に、韓国のカトリックは一切、関わることはなかった。
バチカン、教皇様はかつて天皇陛下に語っている。
摂政になる直前の21年、皇太子は半年かけて欧州各国を訪問。最後にイタリアに行きローマ教皇ベネディクト15世に会ったのですが、教皇は、
朝鮮独立をめざす3.1運動が19（大正8）年に起きた際、カトリック教徒が動かなかったことに触れ、「カトリックは確立した国体・政体の変更を許さない。世界の平和維持・秩序保持のため過激思想に対し奮闘しつつある最大の有力団体」と述べた。たとえ日本がカトリック国になっても、天皇制は微動だにしないですよ、と説いて日本とバチカンが連帯することを
説いた。その後、大東亜戦争時、バチカンと日本が国交を結び連帯したのは、この事がきっかけである。
国体・政体を破壊する過激な運動、革命のような
世界の平和維持・秩序保持のためにならない過激思想に対し
奮闘するのがカトリックだというのは、カトリック信徒が心するべき教えである。
その韓国のカトリック信徒である文在寅大統領が、大統領選挙の前にもかかわらず
４月１６日に
韓国の明洞大教堂で、廉洙政（ヨム・スジョン）大司教と会談したのだ。
この 廉洙政（ヨム・スジョン）大司教 は、２０１４年にアジアからたった二名の
枢機卿に任命されている。バチカンの信頼あつい大司教である。
ちなみに日本から任命された司教はいなかった。
日本のカトリックの中で、従北・親北の組織 日本カトリック正義と平和協議会があるが
韓国にはそれと同じ組織の カトリック正義具現司祭団というのがある。その
司祭らが、朴槿恵大統領の退陣を要求し、政治的発言を繰り返す中、
「カトリック教会の教理としては、司祭は政治的、社会的に直接関与することを禁じている」
「司祭は政治問題に直接関与してはならない」とはっきりと述べたのがこの枢機卿、廉洙政（ヨム・スジョン）大司教である。
その前のテレビ討論で、他候補からの追求に はっきりと同性愛反対であると述べている。
洪氏「軍の同性愛が極めて深刻だ。
軍での同性愛は国防力を弱める。あなたはどう思いますか？」
文氏「はい、そう思います」
洪氏「それで？ 同性愛に反対ですか？」
文氏「反対しますよ」
洪氏「反対するんですか」
文氏「もちろんです」
文氏「合法化に賛成しません」
「従北」というレッテルについて文は「国民を分裂させる偽保守勢力」が使っているもので「特殊戦司令部出身の私に従北という人たちが本当の従北」と述べて反発している
保守主義全般については必ずしも否定的ではなく、保守思想を「家族、国家と民族、共同体をより大事にし、そのために犠牲になり献身するもの」と肯定的に定義し
「真の保守」と「偽保守」を峻別して「偽保守」を批判している
かつては兵役の任務に就き特戦司令部第1空挺旅団に配属。1976年には板門店で北朝鮮と韓国および国連軍の軍事衝突「ポプラ事件」が起こり、文の部隊が解決のために投入される。軍隊での最終階級は兵長だった。
いまや、日本の福島瑞穂や辻元清美のような政治家だ、極左だと批判されている
文在寅であるが、
宗教を否定する共産主義者や無神論者ではなく、また、
自衛隊や軍、戦力、防衛力をまっこうから否定し侮辱する 日本の極左とは
毛色は違うことは確かだ。
憲法裁判所所長に金二洙
ソウル地検検事長に尹錫悅
統一外交安保特別補佐官は文正仁
（日韓軍事情報保護協定の熱心な推進派 『帝国の慰安婦』朴裕河の熱烈な擁護者
朴槿恵政権の政府審議会の要職だった）
を起用していることから見ても、
今後の韓国の国政を 極左だ、親北だ、従北だと 必ずしも懸念する必要は
ない・・・・が、北朝鮮の問題を見据えて、注視することは必要である