2016.11.10 歴史的記念日
南モンゴル大クリルタイ結成大会
(世界南モンゴル会議)
南モンゴル大クリルタイ結成大会(世界南モンゴル会議)に出席してまいりました。111年前、清末、1905年8月20日、孫文らにより東京で会議が開催され結成された中国革命同盟会、時を超えて歴史的な世界会議が、同じ東京で開催されたことは重要であります。
~黒竜会の指導者であった内田良平により孫文が東京に赴き中国同盟会の設立準備に着手した。8月20日、頭山満が提供した赤坂区の民家の2階で興中会(孫文・胡漢民・汪兆銘など)、光復会(陶成章・章炳麟・蔡元培・秋瑾など)、華興会(黄興・宋教仁・陳天華)などが合併して中国革命同盟会が成立した~
この孫文の民主主義革命は、時代の流れとともに様々な形になり、現在の中国共産党の情勢を見れば、中国の民主化に至っていません
が、歴史的に大きな転換点であり、多くの国々や活動家に影響を
与えました。これは、ペマ・ギャルポ先生のご挨拶の中にありましたが、今回の 南モンゴル大クリルタイ結成大会は歴史に残る
会議となるだろう、ならねばならない、そのためにも我々が
協力、一丸となり、戦いを続けていかねばならないと。
ジョブチョード・テムチルト会長のもと、
オルホノド・ダイチンさんの呼びかけで開催されました。
今回は、南モンゴルの組織の統一結成大会です。
中山恭子先生のご尽力で参議院議員会館での開催に
なったということです。
来賓あいさつは、
自民党 衆議院議員 長尾たかし先生
自民党 参議院議員 山田宏先生
日本維新の会 前衆議院議員 三宅博先生
自民党 参議院議員 中西さとし先生
そしてオランダに亡命されている南モンゴルのお坊様の
祈りから会ははじまりました。
海外から多くの偉大な方々の参加と連帯にむけた決意表明、祝辞、がありました。
チベット亡命政府、世界ウイグル会議、モンゴル国、台湾
そして香港、中国の民主化運動など 多くの方々がそれぞれの
言葉で強く決意と意見を語られました。
中国の民主化活動の方が、「チベット・ウイグル・南モンゴル
そして中国、さまざまな団体、組織が、長年の活動の中
分裂や組織衰退など活動が困難な状況になったが
それは中国共産党の分断工作に屈してしまったのだ、
我々、要は中国共産党を倒すことは
共通目的なのだから、連帯すべきだ。
中国共産党を倒してから、それぞれが いくらでも喧嘩したら
いいじゃないか、我々中国人を嫌いでもいい、でも
中国共産党を倒すまでは、結束すべきだ」とおっしゃった。
その言葉は、日本の保守活動、三民族活動にもそのまま
あてはまる深い言葉だと思った。
2017年は 歴史の転換点である。
アメリカの大統領が変わった。韓国が揺れている。
世界が変わるとき
この2017年の直前に 南モンゴル大クリルタイ結成大会が
開催された意義はとてつもなく大きい。
ジョブチョード・テムチルト会長に久しぶりに会えて
テムチルト会長と固い抱擁の挨拶を交わした。
1970年代半ばに、中国政府に対して内モンゴル人民革命党粛清事件の責任者である滕海清らの処罰を求める活動に参加し
南モンゴル学生運動のリーダーとして活躍
1991年、中国により逮捕され、1993年 ドイツに亡命
テムチルト会長の 40年の戦いの歴史に
新たな 一ページがはじまるのである。
この111年目の新しいスタートを無にしてはいけない。
私はテムチルト会長の ほんの少しでも
大河の一滴でもいいから、チカラになりたい
本日は、その111年前の黒竜会の子孫である代表も来られて
いたのが、印象的だった。久しぶりの再会でお声かけいただき
嬉しかった。
私はテムチルト会長の決意、そして今日参加した
それぞれの方々、言葉は中国語、モンゴル語、チベット語
英語など様々だったけれど、強く、熱く、命をかけた
思いが伝わって心が揺り動かされた。
チベットのダライ・ラマ法王の甥、 ケドゥープ・トゥンドゥップ殿下と再会したのも2009年、日本シルクロード科学倶楽部
結成の時に来日され参加して下さったときにお会いして
以来でした。
2009年10月人権蹂躙国家・中国建国六十周年 抗議デモを
大阪で開催するときに、お手紙を書き、デモに対して
メッセージのお返事をいただきました
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いま中国共産党は建国六十周年を祝おうとしています。
しかしチベット・ウイグル、そして南モンゴルは強制的に侵略され併合されたものです。
過去六十年の間に、我々主要な少数民族は尊厳を剥奪され、人間としての誇りを蹂躙され続けてきました。
今こそ我々は共に連帯して将来、共産主義国家・中国と決別すべきときです。
今後変化の時が来ます。
中国共産党政権が永遠に続く事は有り得ません。
中国共産党が終わりを告げるときです。
中国共産党は人民の心を掌握出来なくなっています。中国共産党は権力保持に執着するだけで、その権力は腐敗しています。
我々チベット人は、南モンゴルとウイグルの仲間達が自由になれる権利、そして自らの将来を自分達で決定する権利を持つ事をこれからも訴えていきます。もちろんその道のりは困難であり、私達には忍耐と非暴力が求められます。私達は共に道徳的に高い位置に立ち連帯しなければならないのです。
皆様にどうぞ宜しくお伝え下さい。
ケドゥープ・トゥンドゥップ
Dear Mrs.Nakaso
Thank you for writing to me. Please read my statement.
Communist China is going to celebrate sixty years since its founding. Tibet, Sinkiang and Inner Mongolia have been forcibly invaded and taken over. For the last sixty years we the major minorities have lost our human dignity. Our human values do not exist. It is time for us to unite and given any opportunity in the future to split from Communist China. The time will come, change is in the future, the communist party cannot last forever, this is the beginning of the end. The communist party in China is losing its grip on the minds of its people. It is only thinking of its power and its power is eroding.
So I appeal to my Mongolian and Uighur brothers we Tibetans support your rights to be free and to be able to determine your own future. Yes the road is rough but patience and non violence is the answer for all of us. we stand the moral high ground together.
regards, khedroob Thondup
東京へ行き、参加してほんとうに良かった。
皆さんもぜひ、南モンゴルの活動を支援してほしい。
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~私自身の活動について新たな決意~
私は、三民族支援運動や中国の核実験を日本と世界に告発する
札幌医科大学教授の高田純博士の支援を
2008年より開始した。2008年のチベット蜂起
フリーチベット・三民族デモ、中国領事館抗議などを
続けてきた。殿岡先生やイリハムさん、ダイチンさん
私よりずっとずっと前から、三民族の活動を続けてこられた
先生方に学び、教えを頂いて、微力ながらできることをと。
しかし
日本が民主党政権になった時、尖閣問題や東日本大震災の
民主党政権の対応のひどさと国の衰退を憂い
まずは、日本の民主党政権を打倒し、日本を強くしなければ
三民族支援はできないと、2009年9月から2012年12月までの
3年間、日本立替え立て直しの活動を続けた。
札幌医科大学教授の高田純先生は、福島原発事故の風評被害や
放射線の誤解を解き、福島や東北の科学的支援を続けられた。
私は民主党打倒を掲げる平沼赳夫先生のたちあがれ日本の
かけはし塾で学び、2010年にできた大阪維新の会も支援し
そして、何より民主党の支持母体や関連団体、
また社民党や共産党とも関連する団体である 日教組、全教、
労組、朝鮮総連、慰安婦支援団体、カトリック正平協
の実態を暴くべく活動したのである。過激な活動もした。
むろん尖閣諸島問題など中国共産党への抗議も続けていたけれど
まずは国内が変わらなければという思いが強かった。
2012年12月、日本の良心のある多くの保守活動家、論者、
政治家、知識人、ネットの力で一般の方々の危機感をもつ
活動により、日本の保守は
民主党政権から保守自民党政権を取り戻すことに成功したのだ。
2013年以降は、逆に下落した極左、左翼、朝鮮総連、日教組、
労組などは、安保反対、原発反対、沖縄基地反対など
必死の抵抗を続けているが、彼らはすでに敗北したのだ。
だから私は民主党政権時に、一般民衆の気づきのために
過激な言動や動画を使ってのパフォーマンス的活動もした。
頑張れ日本など、多くの保守団体は尖閣デモなど大きな活動を
してきたのだ。
ネットなどで多くの一般の方々が、慰安婦問題や日教組の問題
朝鮮総連の問題などに気づき、声をあげはじめた今、
自民党政権になった今は、過激な活動を続けることは逆効果で
模倣でしかなく、時代遅れである。
それは保守の活動を逆に貶めることになると私は思っている。
日本が強くなった。自民党政権と大阪は自民にもまして
強い維新も活躍している。小池百合子知事も登場し
東京と大阪は強くなった。
素晴らしい政治家がたくさん生まれている。
国内問題は、ネットで目覚めた多くの良心的国民と
政治家にまかせて安心な時代となった。
今はゴテゴテした市民の過激な街頭活動はいらないのだ
ヘイトスピーチだと利敵行為になるような活動は自粛すべきだ。
多くの市民に共感を得られ、作戦を練り、頭を使った活動で
保守政治、現自民政権や維新の成功と改革と憲法改正、
天皇陛下や自衛隊、品格ある日本を貶めない活動が必須だ。
だから、私は、唯一、日本で解決できていない最大の人権侵害、
拉致問題と 過激な活動により
イメージが損ねられた日の丸を美しく浄化すべく
大圓さんの日の丸行進の会を続けているのであるが
三民族支援をこれからは、もっと力をいれたいと決意を
新たにしている。
私は、政治家になりたいとか政治家になることは
もともと最終的目標ではない。しかし発言力は政治家には
どうあがいても政治家にはかなわない。だから力はつけたい
とは思っているが
私の最終的な夢は、子供たち、人々の未来永劫の幸せと平和
共産主義打倒、北朝鮮と中国の民主化と人々の平安
日本国内の共産主義勢力の衰退と日教組衰退による教育再生
※中国の民主化運動の方々のお写真も撮影しましたが、
許可をいただいていませんし、中国共産党の圧力が警戒されます
後日、南モンゴルクリルタイの動画や写真が掲載されたのち
可能ならば
団体名やお名前、写真などは、アップさせていただきます
明日は東京で夜、レセプションパーティがあるそうです。
私は参加できませんが、東京の方 可能な方は
ご参加ください http://smldf.org/?p=693