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正定宣教師殺害事件と慰安婦問題、カトリック、バチカンはプロパガンダ戦にのりません

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正定宣教師殺害事件と慰安婦問題、カトリック、バチカンはプロパガンダ戦にのりません
正定宣教師殺害事件と慰安婦問題について

ご心配なく、カトリック、バチカンは
安易なプロパガンダ戦にのりません

列聖・列福を憂慮する必要はまったくありません



英霊の名誉を守り顕彰する会(佐藤和夫代表)による講演会で
平成27年(2015)12月26日 に

白石千尋氏講演第2弾『正定宣教師殺害事件とは?~オランダ・中国の新たなプロパガンダを見逃すな』という講演が行われた動画を拝見しました。


白石千尋氏は、
国際機関勤務職員としてスイスのジュネーブで勤務されている
女性ということで、

2014年に なでしこアクションの憲政記念館での講演や

慰安婦問題パネル展を関東で続けておられ佐藤和夫氏による
2015年の慰安婦問題に絡めた講演会で講師としてお話されておられます。

『正定宣教師殺害事件とは?
   ~全キリスト教徒を敵に回す慰安婦問題を見逃すな』

という題名で、慰安婦問題、南京大虐殺に絡めて
この正定宣教師殺害事件について語られています。

ユネスコ記念遺産登録について危機感を抱いた方々
旧次世代の党である日本のこころを大切にする党や
幸福実現党、そしてなでしこアクション
テキサス親父事務局などが取り組んで
アメリカのグレンデールにいかれたり
国連の名前のついた委員会にいかれてスピーチしたりということは
知っていましたが、

この慰安婦問題の元凶は、北朝鮮の日韓離反工作であるという
観点が重要であると思っているのと

この方々は日韓慰安婦問題合意に批判的で
私は日韓慰安婦問題合意は、勝利であり、評価しているので
慰安婦問題についての観点は、この方々と私は
違いがあります。

そして

昨今の慰安婦問題の報道に関連して最近、この動画を見た方も多い
ようで、最近、危機感をもった、いろいろな方々から、カトリック信徒である私に問合せがあります。

そこで、動画を拝聴させていただいたので、感想と意見を
述べたいと思います。




まず、この動画や一連の関係者が言われている

正定宣教師殺害事件に関して
バチカンの列聖、列福により全キリスト教徒を敵に回し
キリスト教信徒に対して
日本が貶められる慰安婦問題となるというご主張についてですが

キリスト教信徒に対して、日本を敵にまわすということや
日本が貶められるということはありません。


この主張されている白石千尋さんという方には、カトリック信徒の方から連絡が入り、取り組まれたようですが、
よく調べてらっしゃると思いますし、
この事件について知っていただける
ことはありがたいのですが、この方は、動画内でもおっしゃっている
とおり
カトリック、バチカンについては
あまり詳しくご存じないとのことです


この動画を見て、心配されている保守系の方々、慰安婦問題に関心の
ある方々に カトリック信徒としての
視点で説明をしたいと思います。


まず、
バチカンが左翼化しているというような事を聞いたと
おっしゃっていますが
それは、間違っています。バチカンじたいが左傾化しているということはありません。バチカンは過去もいまも 明確に反共産主義ですので
心配することはありません


確かに第二バチカン公会議が、1962年から1965年に開催され
カトリック教会は大きく変わりました。

それを世俗化、リベラル化といって憂う方もおられますが

最近では、また第二バチカン公会議で変わりすぎた部分を
見直し、古典、原点回帰、見直しも行われつつあります。


この正定事件については

すでに

「カトリック新聞」2012.11.04(4169)号記事、
並びに読売新聞大阪版2013.02.21日夕刊「池長潤・大阪大司教に聞く」
に掲載され、

カトリック新聞を読んでいる信徒の中で、カトリック内だけでなく
読売新聞で池長潤・大阪大司教についての記事がとりあげられた事で
大きな問題ととらえました。 

2013年4月に カトリック信徒である西村慎悟議員が問題視されて
ホームページに掲載されていました。
http://www.n-shingo.com/jiji/?page=846
今度はカトリック新聞、捏造と闘おう
| 西村眞悟の時事通信 | 西村眞悟事務所


同じころ私は、2013年4月にバチカン大使館にいきました。

私は、バチカン本国にもに手紙を送り、今までにも何度か
警鐘を鳴らしていますが、この件についても同様でした。

また私が会員でもある、カトリック内の左傾化阻止の

教会の政治的言動を憂慮する会のメンバーの方々は

そのころに取り組んで、詳細な記事を書かれ
直接、池永元大司教にも電話されるなど抗議もしています。

抗議についての返答は満足いくものではなかったようです。

http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/2587/
緊急拡散、抗議をお願いします!! ◆カトリック新聞、捏造と闘おう◆  -★おつるの秘密日記 酒と薔薇と愛の日々★



教会の政治的言動を憂慮する会
http://www.yokohama-yamate.jp/ksy/front-seitei.html
正定事件資料


その後、2014年8月に この問題でデマを発信した中心人物、
赤旗新聞にも掲載された、大阪の池永大司教は、退任
されました。

もう一人の左傾化の中心人物といわれる
補佐司教も大阪から移動になりました。

今は、俳句がお好きな 前田万葉大司教様は

現在、左傾化した政治活動、政治的言動はなさいません



実は、この中国正定という地域は、現在、カトリック信徒の中でも
弾圧されている地下教会の信徒が多い地域です。

中国共産党に今も弾圧され、2007年には、地下カトリック教会ジュリウス・ジア・ジグォ司教が逮捕されるなと、いまだに宗教弾圧が続いています。

バチカンにとって正定について問題となっているのは、
現在の弾圧でもあり

北朝鮮や中国などの国で問題となるのは
現代の迫害された信徒や破壊される教会などの事です。


カトリック、バチカンは反共産主義、反全体主義、また反独裁主義ですので、このような中国を利する共産主義的プロパガンダ、またカトリックを長年貶めてきたプロテスタントオランダのプロパガンダに安易に利用されることはありません。

2014年8月にカトリックバチカンのフランシスコ教皇は、
韓国を訪問しました。それはカトリッククリスチャンであり、反共産主義で、反慰安婦支援組織、そして、カトリックの左傾化組織

天主教正義具現全国司祭団(朴槿恵退陣ミサ、反政府活動を繰り返す
韓国カトリック正義具現司祭団)と 反対の立場をとる

朴槿恵大統領が2013年に訪韓を要請したものです。

日本カトリックの司教団、日本カトリック正義と平和協議会も
韓国の正義具現全国司祭団同様 左傾化しており
埼玉におられた谷元司教は、司教を退いて沖縄に移り住み
沖縄反政府活動に参加しています。

前述の 大阪の 池永元大司教、松浦元補佐司教、
また正定事件の関係である 深水神父も左傾化の関係者です



カトリックの司教団は、日本に訪日するようにと教皇に要請しましたがせ、フランシスコ教皇は日本はスルーしました。

フランシスコ教皇は、自民党のカトリック信徒である元麻生太郎首相や
安倍首相の訪問は大歓迎した方です。

昨年より バチカン、カトリック全体では
いつくしみの特別聖年の扉がひらかれました。

韓国では、教皇様はゆるしの大切さを伝えました。

韓国朴槿恵政権は、この左傾化したカトリックの組織と徹底的に戦い続けています。

このカトリック教皇のはたらきかけと祈りも
カトリック保守クリスチャンである朴槿恵大統領や
韓国国民の心を動かしていると思います。

反共産主義、反全体主義を明確にしているカトリックバチカンと

反共産主義を公約として、歴史的使命としている
朴槿恵大統領の祈りは

カトリッククリスチャンではありませんが、反共産主義である
自民党安倍政権との交渉で
今回の日韓合意につながったものだと思います

もちろんバチカン、安倍政権、政府・韓国政府にも、この正定の件については、すでに知っていることですし

私も他の信徒も伝え働きかけていることです。


国連は勝戦国連合であり、勝戦国は
共産国とプロテスタント国の連合です。

バチカンは日本と戦時中、共闘していましたし、国連に加盟していません。今後も中国やプロテスタント国の反日プロパガンダは続きますし、いままでも続けられてきたことで、正定事件のみならず、カトリックじたいを貶めるプロパガンダ、カトリックによる奴隷説なども続けられています。

しかし、この件については、

中国やオランダが勝手に騒いでも日本の保守側が危惧し
今更蒸し返すことは必要ないと思います。

今回の件が、慰安婦問題と絡められ

反韓、嫌韓の強い人々に対して 誤ったメッセージがおくられ
再燃させるような事を保守にひろめ、蒸し返していることを
逆に憂慮します。

日本カトリック内の左傾化については、

私もご協力させていただき

カトリック信徒である 岡山の市議、佐々木ゆうじ先生も
外務省や政府に働きかけて下さっています。

カトリック信徒、バチカン、日本政府、韓国政府は
周知の事実であり
今回、日韓合意で対中国、対北朝鮮のための反共産主義のタッグを組めたことは大きい成果と思います。

また列聖、列福については、簡単なことではありませんし
たいへん慎重な調査が行われます

殉教した聖職者は、かつて世界各地で歴史的にも
列聖、列福されていますが

今回、もし聖職者の死によって列聖、列福されたとしても

それが慰安婦問題と絡められるということは、ありえません

日本カトリック司教協議会会長の池長潤大司教や 日本のカトリック新聞が、勝手なねつ造のプロパガンダを誰の入れ知恵か
共産主義者からの入れ知恵か知りませんが


教会施設にいた避難民の中から200人の女性(少女を含む)を引き渡すよう求めたことに抵抗したため殺害された

という記述は、バチカンも10億人のカトリック信徒も信用しませんし
影響を与えることなどありません。
バチカンは、そんな安易なプロパガンダを広めることもありません

ですから、~全キリスト教徒を敵に回す慰安婦問題というのは

杞憂であります

列聖はなかなか難しいですが、列福は、される可能性はあると思います。しかし、それは、慰安婦や日本軍を貶めるとか、そういう事とはまったく関係がないです。

なぜなら、宣教していて亡くなった聖職者は、殉教者としてよく列福、列聖されるからです。列聖には奇蹟的なことが証明されないと難しいのですが、日本の二十六聖人などは海外で有名です。たとえば、日本の二十六聖人は豊臣秀吉に残虐に殺されましたが、その列聖によって、日本が貶められるとか、日本はひどい国だというようなことが言われることはありません。

海外で、宣教した神父様が、その地で亡くなった場合、宗教への迫害が理由となることが多く、単に病気で亡くなったとか、泥棒や犯罪者に殺されたというだけではなかなか難しいのです。

最近では、マザーテレサが列聖されましたが、日本の列聖運動の中心、高山右近はなかなか列聖されていないです

戦争に関連して日本でも銃殺された神父様がおられます。
それが日本人の憲兵によるものか民間人によるものかはわかりません
いまだに謎とされています。

神父様が日本を支援するバチカンとの交渉の関係者であったことから
もしかするとアメリカ、GHQやコミンテルンのスパイが
銃殺したのかもわかりません。
しかし、この神父様は列福、列聖されていません


、戦時中、バチカンと日本、昭和天皇と教皇は、協力していたのですし、第二次世界大戦は、共産主義+プロテスタントVS カトリック+日本の闘いでもありました。

昭和天皇陛下は バチカンを訪問し、教皇様に会われています。

また現在の天皇陛下皇后陛下も平成5年にローマで教皇様に
お会いになられ

ローマ法王台下の平和を求めるお心というものは,また,日本の人々が平和を求める心に通じるものと思います。世界は様々な考え方を持っている人々によって国際社会が成り立っていますが,すべての世界の人々が幸せに生きるためには,それぞれの立場を配慮し,そして,より良い世界を築いていくよう努めていかなければならないと思っております。このようなことを念頭に置いて私はローマ法王台下にお会いしたいと思っておりますと述べられています。

日本の天皇陛下、ご皇室は、バチカンとは良好な関係です。

そのバチカンが、中国共産党や北朝鮮のプロパガンダに
のせられるということはありえないのです

ただ、この正定事件での問題は、

殺害の犯人は、

中国人だとされる報道が当初あったのですが
事件から五か月あと

日本軍当局が徹底した調査を行った結果、彼らを殺害したのは日本軍所属の朝鮮人または満州人兵士であったという結論に達し

日本が見舞金などを払ったこと、追悼ミサをした事が確かです。


200人の女性うんぬんがデマだとしても

この 朝鮮人または満州人兵士が殺害したことが事実とすれば

当時、朝鮮人兵士というのは、日韓併合で日本人でした。
また朝鮮人、満州人兵士が、日本軍所属であったことは間違いのない
事実であり、

日本軍が調査し発表した
中国人でなく、朝鮮人、満州人兵士の犯行が本当なのであれば

日本軍のもちろん、組織的な関与ではないけれども

日本軍所属兵士が、外国人神父様たちを殺したということは
事実となります

この記事が事実ならば、一部兵士の軍紀違反の行動を
日本軍自らが正した事例であることになります
そして、日本側が追悼ミサを行った理由も説明がつき、
「宣撫班」の使命にも合致します


それについて、日本が過去の戦争の悲惨さについて
心を痛め、また謝罪し犠牲者に祈ることは間違ってはいないと思いますし、バチカン、カトリック信徒がなくなった神父様たちに対して

祈りを捧げるのは当然のことです

もちろん慰安婦問題とは関係ないということを主張するのは
大切ですが

「日本はこの件に関して一切、悪くない」と反論し続けることや

慰安婦問題や 反韓、嫌韓と絡めるのはしてはいけないことだと
思いますし

日韓合意が成立したいま、

日本国民や日本政府に働きかけ、メディアを駆使し
この問題に反論し、慰安婦問題でプロパガンダ戦を続けようと

いつまでも慰安婦問題で大騒ぎすること、
国連の委員会などで、日本人がいつまでもこの慰安婦問題で
反論しつづけることは 間違いだと思います。



この件については、水間政憲氏の記事に 白石千尋さんの
動画とともに
詳細が書かれています 

http://ianhumondai.blogspot.jp/p/blog-page_1.html


繰り返しますが、
バチカンやカトリック信徒が 中国のプロパガンダに利することはありません。危惧する必要はありません。

ですので、日本政府やカトリック以外の
日本国民に 列福しないようになどと
バチカンに働きかけるように
声をあげたり むやみに信徒以外から
要請するなどという必要はありません。

バチカン、カトリックを信頼していただき
くれぐれも誤解のないように失礼のないようにと
お願いいたします。


日本カトリック正義と平和協議会や
政治的反政府活動をするような一部の共産主義的な組織や聖職者については、内部から、これからも保守的信徒が監視し、是正していきます



亡くなった宣教師の神父様たちが列福されるよう
列聖されるよう

逆に私たち、カトリック信徒だけでなく

信徒以外の方々も 祈ってほしいと思います。

もちろん日本で現在、列福、列聖運動が行われている

高山右近についても お祈りしていただきたいと思います。


他国の列福、列聖について、日本人が
やめてほしいというような事こそが、日本人を貶めることと
なると思いますので、列聖・列福阻止運動、ロビー活動は
やめていただきたいと思います。

もちろん、慰安婦200人の部分は事実とは違う
これは、白石さんがひろめて下さったことは
感謝いたします

自民党政権には、敬虔なカトリック信徒
イタリアやバチカンでも人気の高い

副総理である 麻生太郎大臣

前国家公安委員長である

拉致問題担当、海洋政策・領土問題担当、国土強靭化担当、内閣府特命担当大臣の 

山谷えり子大臣がおられます。




最後に 日本のカトリック教会の国内外への援助活動の中心で、バチカンに本部を置く、国際カリタスという組織の一員である カリタスジャパンという組織の責任司教である

菊池功司教様は、中国問題や北朝鮮問題について語られています



2008年には教皇ベネディクト16世の復活メッセージでの呼びかけに応えて、教会は中国政府に対してチベットへの宗教弾圧を止めるようにアピールをしたこともありますし、聖座は現在でも中国国内における信教の自由に、大きな関心を寄せ、世界の信徒に常々祈るように呼びかけています。もちろん中国国内には多数のキリスト者がおり(その現状は、2007年の情報ハンドブックに詳しく、現状は変化があるものの基本的構造は変化がありませんので、リンクからご参照ください)、教会としてはいわば「人質」をとられている状況ですから、その対応には難しいところがあります。他国の司教団は、基本的に自らのテリトリー外の外交的問題は、聖座の指示がない限り発言できませんし(いわゆる、バチカンマターです)、いたずらに兄弟姉妹を危険にさらすような行動も慎まなくてはなりません。中国共産党の宗教政策や、本来はお家芸であるはずの「民族自決権」を無視するような政策には、教会はまったく同調することが出来ませんが、同時に、そこにいる多くのキリストを信じる人たちのこと、また宗教に生きる人たちの日々のことにも思いをはせなければならないので、非常に微妙で複雑な、しかし重大な「平和」の課題のひとつです。そのため声高に語らないまでも、祈りのうちに忘れずにあることは大切であると思います。



世界各地で相次ぐ暴力的な事件と、近隣の国々との不安定な関係。とりわけ正月のこのときに、お隣の北朝鮮は、何を考えているのかまったく理解できませんが、水爆実験をしたと主張している。脅しをかけて相手方から譲歩を引き出そうとする外交戦術は、結局のところ成功することはなく、地域一帯にさらに不安定な状況を生み出すとしか思えないのですが。あの国では国内の状況を顧みれば、国民のためにするべきことはもっと他にあるのではないかと思いますが、それが見えない指導者。司教や司教団は、自らの領域外の問題に関して、勝手に公式な発言が出来ないことになっているので(特に、それを決めるべき地元の司教団が存在しない中国や北朝鮮は、バチカンマターとなっているため)、あまり公式に他国の問題を批判することは慎むべきですが、しかし地域の不安定化を招く今回の行為は強く非難されるべきです。

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