軍慰安婦少女像を直ちに撤去せよ! 韓国 統一日報記事 2016/01/03 02:39 今回の朴槿恵大統領の慰安婦問題解決は非友好的だった韓日関係に終止符を打ち新しい関係を開いていくという面で失より得が多いと思う。だが、朴槿恵大統領の措置には世論を気にする焦りが見られ、朴槿恵の原則は見えない。 今回が何回目の韓日間の合意だろう。朴正煕は韓日協定を結び両国の約束は守られた。ところが、その後、いくつかの政権がいろんな言い訳で愚痴をこぼした。特に慰安婦問題において韓国側は恥ずかしいほど愚痴をこぼした。 韓国社会は理性より感情的に慰安婦問題に対した。一部の‛市民団体’がこの問題を主導したためだ。この団体は理念的に左翼団体だった。そのため日本軍慰安婦問題を取り扱う韓国側は事実関係の代わりに日本に対する憎悪心を煽る扇動だけが目立った。 軍慰安婦問題で日本に賠償を要求するのは論難の多い部分だ。朴正煕時代の請求権協定を無効にすれば‛約束を破る韓国’というイメージも問題だが、解放後の原点に戻って複雑多端な混乱に直面する。わずかなお金のため国を混乱させれば、それこそ南韓のアカたちが望むことだ。 このような大きな問題があるため1998年10月、金大中が日本を訪問したとき、従軍慰安婦に対する賠償責任を日本政府にこれ以上問わないと約束もした。 従軍慰安婦問題で韓国と日本は共に良心的でない。韓国は慰安婦が強制連行されたと主張し、日本は強制連行はなかったと主張する。両方が嘘だ。強制連行と言える情況もあったし、自発的に志願した慰安婦もいた。両国は自分に都合のいい部分だけを見て、自分の主張だけを言ってきたのだ。 このような不祥事は韓国政府が慰安婦問題から手を離したため生じたものだ。慰安婦問題を主導した市民団体は人権という仮面をかぶった理念団体だった。慰安婦問題が浮上してから登録された慰安婦被害者は238人だった。だが、市民団体は“実際の被害者は20万人を超えると推定される”と主張する。どうせ推定するなら、200万人と推定する方が賠償要求額が多くなるのではないか。 ファクトもなく根拠もなく、調査しようとする意欲もなく、扇動ばかりあること。これは大韓民国の現代史で多く目撃された光景だった。慶尚道の軍人たちが全羅道の人々数千人を虐殺したと主張したが、‛5.18暴動’の死者は162人だった。‛済州4.3事件’で済州道民が8万人死んだと叫んだが、良民の被害者は5~6千人線だった。 大韓民国ではこういうやりかたをアカたちの手法と呼んだ。このアカたちの手法を駆使する人々が慰安婦少女像を建てた。それも日本大使館の前に。これは国際社会で通用しない外交的無礼だ。これを知らない人が大韓民国外交部長官と韓国のアカたちと扇動に踊られて少女像の前で感傷的になる一部の若者たちだった。 慰安婦少女像を見て、感傷に浸るならその人は左派であるはずで、違法な路上設置物と考えたらその人は右派のはずだ。その設置を区役所が許可したら、その公務員は職務遺棄で懲戒されねばならない。市民たちが通る道の真ん中にこのような像を設置するところは世界のどこにもない。 朴槿恵大統領は今回の韓日合意の後、慰安婦少女像を直ちに撤去すべきだった。少女像を撤去すれば‛市民団体'が慰安婦の名誉を冒涜したと騒ぐだろうが、撤去しないと大韓民国の國格が毀損される。国格は大韓民国の全国民の名誉のことだ。国格が毀損されるより、むしろ慰安婦数人の名誉が毀損されることを選択するのが朴槿恵の原則であるはずだ。 慰安婦問題で日本から賠償をもらわねばならないと騒ぐ人間たちは、韓国を焦土化した金日成に対しては賠償のことなど言い出せない者らだ。 慰安婦問題は、金日成の罪と従北たちの悪行を隠蔽するための騒ぎに過ぎない。 日本は朴正煕時代から韓国の友達になった国だという基盤の上で、韓日関係に対応するのが朴槿恵の大原則でなければならない。 三浦小太郎氏 ブログより |