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川西市長・人権推進室・学校教育室より「拉致問題啓発」に関するお返事を頂きました

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平成27年度「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」拉致問題啓発への
要望書に

川西市長 
川西市 市民生活部人権推進室 人権推進課
川西市 教育推進部学校教育室 学校指導課 より

ご丁寧なお返事と実施事項の内容を頂きました。

川西市の取り組みは、要望どおり昨年よりすすんだ取り組みと
なっています。

また 川西市出身の秋田美輪さんの資料も展示して下さっていることは
重要なことです。



秋田美輪さんを救う会のメンバー、スタッフ
そして、常日頃、ご協力いただいている川西市民の皆さまの
おかげです、 有難うございます。




********************************************************
このたびは、「市長への提案」をいただき、ありがとうございます。

中曽様からいただきました、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に対しまして、お返事させていただきます。

本市では、北朝鮮当局による拉致問題が重大な人権侵害であり、
早急に解決されるべき問題であるとの認識のもと、人権に関する重要課題
として、国(法務省等)・県などとの連携の中で、本年も啓発週間を中心
にした啓発活動を通じて市民意識の喚起に取り組んでまいります。
参考に本年度の実施予定事業を記載します。

平成27年度「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」における実施事業(予定)について

実施事業(活動)

①啓発資料による周知・広報(市広報誌による周知・広報)

時期 12月1日発行 場所 川西市内全戸配布

内容 広く拉致問題についての関心と認識を深めるため
啓発週間のPR記事を掲載
・実施主体 川西市
・配布物 広報かわにし人権問題特集
・配布数 70,000部

②啓発資料による周知・広報
(ポスターの展示・チラシの設置)

時期 通年及び 啓発週間
場所 市庁舎内
内容 広く拉致問題についての関心と認識を高めるため、
市役所一階ロビー等で啓発ポスターの展示及びチラシの設置を行う

③ホームページによる周知・広報

時期 啓発週間
場所 川西市人権推進課ホームぺージ

・実施主体 川西市
・掲載内容 啓発週間の主旨、啓発事項
http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shimin/jinken/jinken_kehatsu.html

④啓発物品による周知・広報

時期 12月10日~
場所 川西市内

内容 広く拉致問題についての関心と認識を深めるため、
啓発グッズを媒体とする周知(啓発週間のPR)を実施
・実施主体 川西市
・配布物 卓上ミニカレンダー(川西市作成)
・配布部数 1,000部


また、各学校では、拉致問題について指導するにあたり、社会科で
扱われている内容との関連を踏まえ、道徳、特別活動、総合的な学習の
時間等において、アニメ「めぐみ」や兵庫人権教育資料
「ほほえみ」「きらめき」等を活用し、拉致問題に関する理解を
深めています。
 今後も、児童生徒の発達段階や学校・地域の実態に応じて、拉致問題に対する理解を深めるための取り組みを推進したいと考えています。

以上につきまして、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます

平成21年12月14日  

中曽千鶴子 様

           川西市長 大塩民生 
          
           担当所管 市民生活部人権推進室 人権推進課
                教育推進部学校教育室 学校指導課


*********************************************************
下記が送付した要望書です


平成27年11月28日
川西市長殿
川西市 市民生活部 人権推進室 人権推進課 御中
川西市 教育委員会 御中


秋田美輪さんを救う川西市民の会
                                 中曽千鶴子

12月10日から16日までの「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に関する
要望書
上記につきまして、早急な対処をしていただきたく、下記のとおり、お願い申し上げます。



1. 要望の趣旨、理由
拉致問題は拉致された方の人権を踏みにじる重大な人権侵害であり、
到底許されるものではありません。
拉致問題をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題への関心と認識を深めるため、法律で、
12月10日から16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」と定めています。

人権擁護都市宣言を提起されている川西市、川西市長様も一日も早い拉致被害者の帰国を目指して、取り組みや啓発に努めておられる事と存じます。
川西市の広報紙や人権課題として下記のように川西市は掲載されておられます。
【拉致問題など北朝鮮当局による人権侵害】
拉致問題は、わが国の喫緊の国民的課題であり、この解決をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処が、国際社会を挙げて取り組むべき課題とされています。平成 18(2006)年に「北朝鮮人権侵害対処法」が施行され、国及び地方公共団体の責務が定めら れました。この問題についての関心と認識を深めていくために、同法の趣旨に基づき、国・ 県など関係機関との連携の中で啓発活動に努めます。

例年、私ども「秋田美輪さんを救う川西市民の会」は要望を提出させていただいており、市役所ロビーにて、川西市出身の拉致の疑いを排除できない拉致の可能性の強い特定失踪者、秋田美輪さんの資料や拉致問題の啓発資料の掲示をご依頼し、実践して下さっていることに心より感謝申し上げます。
また、11月の伊丹市において開催された北朝鮮・朝鮮総連関係の金剛山歌劇団の後援禁止の決定には、良識あるご判断を心より感謝申し上げます。

今年の拉致週間も、例年よりもまた一歩すすめる形での啓発をお願いいたします。

他府県他市町村でも様々な取り組みが積極的になされています。
一例として今年度、大阪府では、政府拉致問題対策本部、大阪府、府内全市町村主催で、
12月13日に拉致問題啓発映画「めぐみ」の上映会を政府、府内全市町村と共同で開催されます。また12月10日から16日まで、ピースおおさか(大阪国際平和センター)講堂啓発パネルを展示されます。http://www.pref.osaka.lg.jp/annai/moyo/detail.php?recid=15083

川西市は、川西市湯山台に当時住んでおられ、川西明峰高校を卒業し、神戸松陰大学に通う通学、登下校の途中で拉致された可能性の高い秋田美輪さんの出身地です。すでに川西明峰高校の校長先生や教頭先生も関心を持って下さり、川西市の多田中学校では、夏休みの人権作文の発表で拉致問題を憂いた在校生の作文をとりあげる等、教育現場でも、最重要人権問題として真摯に取り組んでおられる例があります。
兵庫県では、学校教育における拉致問題の指導について
人権課題「北朝鮮当局による拉致問題等」の指導の手引きや指導案も提示しています。
www.hyogo-c.ed.jp/~jinken-bo/.../megumisidoutebiki.pdf
www.hyogo-c.ed.jp/~jinken-bo/56hohoemi/3siryouhenn.pdf


2. 要望
 ●12月10日から16日までの「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に市役所ロビーにて北朝鮮啓発の
 パネルやポスター展示、秋田美輪さんの資料の展示をして下さい。
 ●アニメ「めぐみ」の上映会を実施して下さい。
 ●教育現場で、文部科学省から各小中高校に送付されているアニメ「めぐみ」のDVD等による拉致問題の啓発人権教育が行われているかどうか、確認してください。もし、なければ実施するよう周知して下さい。
 ●広報誌や川西市のホームページ上でも、拉致問題について、北朝鮮人権侵害問題啓発週間について、そしていまもなお苦しむ秋田美輪さんという被害者の存在を大きく啓発して下さい。


以上


中曽千鶴子 


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下記は昨年度、特定失踪者調査会の荒木和博先生が
書かれた記事です。 秋田美輪さんについての記事です。



■29年
          荒木和博

 29年前の今日、昭和60年(1985)12月4日、秋田美輪さん(当時21歳・大学生)が神戸市で失踪しました。翌日兵庫県の日本海側、竹野町弁天浜でご本人のバッグと靴が発見されたまま一切消息が消えています。

 「しおかぜ」は平成17年(2005)10月、特定失踪者と政府認定拉致被害者、救う会認定拉致被害者の氏名の読み上げで始まりましたが、その後ご家族からのお手紙をいただき、それを読み上げるようになりました。そのとき最初に届いたのが秋田美輪さんのお父さんからのお手紙でした。

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 美輪ちゃん、貴女は今どこにいるの?私はお父さんだよ。秋田正一郎だよ。

 急にいなくなってびっくりしています。もう二十年になりますね。

 お母さんも始めは何があったのかと放心状態でしたが、いまは何とか元気で私と一緒に貴女といつ会えるかと首を長くして待っています。早く貴女のコーヒーを飲みたい。

 1985年(昭和60年)12月4日の夜川西の家でお母さんが貴女からの電話で「今晩、直美のところでとまる」との声を聞いています。そして翌12月5日朝、貴女の靴とバッグが竹野町の弁天浜海岸で発見され、バッグの中から大阪駅発行の150キロまでの急行券と貴女の学生証等が発見されています。Kさんは「12月4日昼1時ごろ学校の校門付近で美輪さんと別れてから一度も会っていません」といっております。私たち両親には何が何だかわからないのです。

 もし返事をもらえるなら居場所だけでも、また元気かどうかも教えてください。待っています。
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 9年前、このメッセージを読んでいて思わず言葉が詰まりました。しかし、今に至っても事実上何も進んでいません。お父さんはかつて特定失踪者家族の先頭にたって活躍されていたのですがご高齢でなかなか思うに任せなくなり、今は愛知に住む美輪さんのお姉さんが各地の活動に参加されています。14日の豊川市での集会にもご参加の予定です。

 アベノミクスばかりが争点であるかのように報道されていますが、ぜひこの現実を、多くの方がもう一度認識していただきたいと切に願う次第です。




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