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刃物男に立ち向かい負傷の女性巡査長「制服に袖を通した時から人を守る。迷いない

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刃物男に立ち向かい負傷の女性巡査長「制服に袖を通した時から人を守る。迷いない

これこそが美しい大和撫子の強さです

警察官、自衛官のような人のために命をかける仕事をする人を侮辱
する日教組や

憲法9条さえあれば、話し合いで
非人道的な国の襲撃からも防げると考えている9条教の人は
よく考えるべき

崇高な魂を子どもたちに教えたい。

人を守る助ける
究極の場面でさえ戦うことを放棄するような愚かな人間

ジェンダーフリーと、被害者ぶることしかできない男女同権女

この崇高な女性警官を見習うべき





刃物男に立ち向かい負傷の女性巡査長「制服に袖を通した時から人を守る。迷いない」



警視庁大井署に勤務する女性巡査長 =大井署(三宅令撮影)
 「助けて!」。甲高い悲鳴が聞こえたとき、心を決めた。東京都品川区で5月、男が交際相手の女性や女性の父母を殺傷した事件。包丁を振りかざす男に立ち向かったのは、警察学校を卒業してから2年にも満たない女性警察官(24)だった。「私が助ける」。その一心が体を男に向かわせた。素手で刃物を受け、手に深い傷を負っても、身をていして被害拡大を食い止めた。だが、去来するのは「取り押さえられなかったのが情けない」という悔しさだった。(三宅令)



 「隣の部屋が! 早く来て!」。5月23日午前7時40分ごろ、警視庁大井署の南大井町交番に勤務する女性巡査長は、宿直明けで、迷子になった高齢者を家に送り届けて交番に戻る途中、通行人の男性から呼び止められた。同僚の応援を呼ぶ時間はない。男性と2人で現場のマンションに向かった。

 2階一室の無施錠の玄関ドアから中の様子をうかがうと大柄な男の影が見え、何かがきらりと光った。「刃物だ」と直感した。

 「危ないので逃げてください」。男性を隣室に避難させた直後、血だらけの中年の女性が「助けて!」と部屋から飛び出してきた。すぐ後ろに男がいた。

 「この人を守らなければ」。男は身長約190センチの巨漢で右手に包丁を持っていた。160センチに届かない自分との体格差は歴然としていた。メモ板で必死に応戦し、男の手首をひねって制圧しようとしたとき、包丁で手に傷を負った。傷は指を切断しかけるほど深く、大量に出血。隣室から様子を見ていた男性に室内に引き込まれた。その隙に、男は女性を追って階下に降りていった。

「情けない…」

 男は先に逃げていた交際相手を追いかけ、路上で首を切りつけた。だが、他の警察官が現場に到着して制圧。男を逮捕し、交際相手は軽傷にとどまった。

 捜査幹部は「本当に間一髪のタイミングだった。女性巡査長が応戦して時間を稼がなかったら、交際相手も危険だった」と打ち明ける。だが、女性巡査長は「取り押さえられなかったのが情けないし、悔しい」と話す。
助けを求めた女性は交際相手の母親で、室内で男に切られていたが、外に出てからは近くに身を潜めており、一命を取り留めた。

 女性巡査長が男と相対したことが、結果的に被害の拡大を防いだ。母親は事件後、「あの女性警察官がいなかったら、私たちは殺されていたと思う」と感謝の言葉を伝えたという。

 「何も特別なことをしたわけではなく、警察官なら住民を守るのは当たり前のこと。容疑者を取り押さえられなかったことを反省しています」と女性巡査長は下を向く。

父にあこがれ

 事件では、交際相手の父親が室内で男に殺害されたが、それは女性巡査長が到着する前のことだった。

 女性巡査長は警察官だった父の姿にあこがれ、2年前に入庁。「制服に袖を通したときから、身をていしても、人を守らなくてはならない場面があると覚悟はしていました」と語る。

 手には犯人の刃を素手で受け止めた痛々しい傷痕が今も残る。とくに右手は一部神経や腱(けん)が切れており、現在もリハビリの真っ最中だ。だが、迷いは一切ない。「もう一度同じような事態に遭遇しても立ち向かうと思います。早く職場に復帰したい」


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