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育鵬社教科書を採択  歴史、公民とも 東京・武蔵村山市

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育鵬社教科書を採択 歴史、公民とも 東京・武蔵村山市
子供たちの大切な未来のために

大人は、理不尽な攻撃、妨害、外圧に負けず、自己保身せず

信義を貫くことが、何ごとにおいても

大切です



今回の育鵬社採択は(概数、公立1学年)、

7/15 大田原市 (歴史・公民)
7/23 東京都立中 (歴史・公民)
7/27 東大阪市(公民)
    河内長野市 (公民) ※新規
7/29 四条畷市 (歴史・公民) ※新規
    藤沢市(歴史・公民)
7/31 呉市 歴史・公民)
8/5 大阪市 (歴史・公民) ※新規
    横浜市 (歴史・公民)
8/7 武蔵村山市 (歴史・公民)

計 10地区

となり、前回の採択数
大きく上回ったそうです







育鵬社教科書を採択 

歴史、公民とも 東京・武蔵村山市


東京都武蔵村山市1教育委員会は7日の臨時会で、市立中5校で来年度から4年間使用する歴史と公民の教科書を、育鵬社の教科書にすることを決めた。

 審議は公開で行われ、歴史は8社、公民は7社の中から採択された。議論の過程では別の教科書を推す意見もあったが、歴史では「(育鵬社は)多くの人物を取り上げ、地域の歴史を通して歴史への関心を高めている」と評価するなど、最終的に全員一致で決まった。

 会場には育鵬社の採択に反対する人が詰めかけ、採決時に「許さん」と書かれた紙を掲げるなどしたが、混乱なく終了。持田浩志教育長は取材に対し、「日本の伝統、文化を教え、将来を担う日本人の育成に役立つすばらし教科書を選ぶことができた」と述べた。










【教科書採択】「外圧の方が怖い」横浜市教育長一問一答

神奈川新聞 8月6日(木)18時26分配信 

5日に行われた横浜市教育委員会の教科書採択では、委員会の無記名投票の結果が3対3に分かれる中で、岡田優子教育長が育鵬社の歴史と公民の教科書に最終決定した。議論の透明性、公平性は保たれたのか?岡田教育長は、透明性は確保できたとした上で「理解いただきたい。(各委員の)意見に対して外圧もいろいろな意味でかかってくる。それの方が怖い」と述べた。

 岡田優子教育長の記者会見での一問一答を掲載します

 -育鵬社にした理由は。
 「歴史では、大きな流れや伝統・文化の特色を踏まえることができるよう人物や文化遺産に多く着目している。学習課題をまとめ、生徒の思考力・判断力・表現力の育成を促す構成となっている。また、きちんと両論併記されている」

 「公民ではグローバル化する現代社会の国民の自覚を育み、多面的・多角的に物事を捉える力を育むよう工夫されている。学習のまとめで基礎的、基本的な知識・技能を確認できるように構成されている」

 -歴史も公民も委員の投票が同数で別れ、教育長として難しい判断を迫られたと思うが、心境は。無記名ではなく記名だったら結果は違ったか。
 「職責の重さを痛感しながら決めた。記名でも無記名でも挙手でも結果は同じだったと思う」

 -「従前のものである」などと育鵬社の採択理由を述べたが、どういう意味か。
 「これまで4年間続けてきた教科研究の成果を大事にしたいという意味」

 -市長の意向は反映されているのか。
 「教育委員会の専権事項。市長からはコメントも示唆も意見もなかった」

 -無記名投票だった上、議論や意見表明でも具体的な教科書名は出なかった。透明性・公平性は確保できたか。
 「確保できた。具体的に議論し、投票して決めた」

 -議論の過程が第三者からみて納得いく内容だと思うか。
 「理解いただきたい。(各委員の)意見に対して外圧もいろいろな意味でかかってくる。それの方が怖い」

 -育鵬社は保守色が強いとも言われているが。
 「保守色の強い弱いは関係ない。教科書の採択はイデオロギーではない。きちんとそれぞれの教科書を見た」

 -無記名投票だと事後検証しにくい。教育長の見解は。
 「委員の合意で決めたので、私が決めたわけではない。委員が決めた背景を想像するに、他の政令市で記名投票しているところはない。一人一人の委員に有形・無形の圧力がかからないようにということで無記名方式をとっている都市もある。横浜でも前回の採択で初めて記名にした後にいろいろな事があったことを知っており、それらを踏まえて無記名を選んだのではないか。あくまで私の推測ですが」

 -圧力は怖いですか。
 「怖くない。信念を持ってやっている」

 -では、教育長はどこに投票したか答えられますか。
 「皆で決めて教育委員会の決定事項として無記名にした。私がどれに入れたと言えば委員への背信行為になる」

 -育鵬社の教科書に対してはかなり批判的な声が市民の中にあると思うが、その中で選んだ理由は。
 「考え方はいろいろある。出された答申の中で、これからの子どもたちが生きていくために一番必要だなと思った教科書を選んだ」

 -答申では東京書籍や帝国書院も評価が高かった。相対的に比較して育鵬社を選んだ理由は。
 「答申を尊重した。答申に書かれている育鵬社の特徴が良いと評価して選んだ」

 -答申を評価しているのならば、公民では帝国書院と東京書籍のほうが観点別で見ると育鵬社より高い。
 「公民は現代社会を考えて子どもたちが考え、ディベートし合うというのが最も大切なところ。観点では一項目落ちていたが、他で十分補完できると考えた」

 -公民の育鵬社の答申にある「多面的・多角的に物事を捉える力を育むよう工夫された教科書」を評価されているが、具体的に説明を。
 「東京書籍も多面的・多角的に捉えているが、東京書籍は社会現象を一つの現象として捉えている。育鵬社はグローバルに捉えている。人物を取り上げている数は育鵬社が一番多く、文化遺産の事例を多く捉えているのも育鵬社だけだった。日本の文化遺産を理解することは、国際人として大事なこと。グローバルというのは英語をしゃべるだけではない。国際人としての素養は重要だと思う

 -記述されている単語の数が重要という意味か。
 「質ももちろん大事だが、人物評価もいろいろと出ている。人が歴史を作る。より多くの人物が登場しているのはとても大事なことだと思う。育鵬社はクールジャパンとか、すぐ見聞きできることを例示に挙げている。子どもにも理解しやすいし、とても大事。文化と宗教の多様性もきちんと捉えている。国境を越えた文化の交流は大事。その多様性をしっかり紹介して他の国を尊重する態度を育成しようという視点を高く評価した

 -宗教の多様性は他の教科書には書いてないのか。
 「(育鵬社は)より明確に書いてある」

 -客観的な資料、数字ははあるのか。
 「人物ですが、歴史は帝国書院が全時代合計で321人、育鵬社は539人。博物館や資料館など施設の活用を取り上げている数は帝国書院が1施設で育鵬社は4施設」

 -歴史の採択理由で「両論併記」と言われたが。
 「歴史解釈はいろいろある。まだはっきりしていないこともあるし、今になって明らかになるものもある。具体的に言うと、東京裁判などは育鵬社はきちんと両論併記になっている」

 -4年前に育鵬社を採択して以来、学校現場で混乱などはあったのか。
 「私は混乱などはあまり聞いていない。新聞報道で育鵬社だと高校入試で不利になるなどと書かれていたようだが、それは断じてあり得ない。不利になったということも一度も聞いたことがない」

 -育鵬社を採択しないでほしいという請願が出ているが。
 「(請願者の中に)保護者も入っているかもしれないが、多くの保護者から寄せられているという認識はない」

 -署名や請願を教育委員としてはどう受け止め、教育長としてはどう受け止めているのか。
 「私は陳情とか請願は大事な権利だと思っている。全て教育委員に目を通してもらう」

 -なぜ記名投票ではなかったのか。
 「あくまで推測ですが、責任有る決定をするので集中できる静謐(せいひつ)な環境をどうやって作り出すかという時に、無記名の方がそういう環境を担保できると考えたのではないか」

 -教育長の考えとして、静謐な環境を保つために無記名が良いのか、権限と責任を踏まえた上で記名が良いのか。どちらか。
 「バランスが大事だと思う。本日、定例会の後にごたごたしたらしい。記名投票にした前回も、後でそれぞれ委員一人一人にいろいろなことがあったようです」

 -嫌がらせですか。
 「そうです。委員は議会で承認を受ける時に、経歴や住所を全て公開している。そういうことも踏まえると、静謐な環境を確保するというのもバランスとして必要だと思っている。実際、記名でやった時にさまざまな要望、批判が自宅まで寄せられ、とても困ったという話も伺っている。そういうことも委員の耳に入っているのではないか」

 -今回は育鵬社が継続となったが、仮に育鵬社から変えた場合でも、同じように議論はあったと思う。教科書採択にあたって議論が起こることについてはどう考えるか。
 「議論は大事。いろいろな考えがあるのは当然だし、子どもたちもいろいろな考え方の中で育ち生きていく。どんな意見でも言い合えることは、日本の民主主義で大事なことだと思う」

 -公民で、グローバル化する現代社会の国民の自覚を育む、と評価しているが、宗教の記載が主か。
 「グローバルな社会で子どもたちが生きていく時にアイデンティティーは大事。それぞれの自分を持って世界に出ていく。今、私たちは食べ物でも何でも世界に関係なくしては生活が成り立たない。そういう中で子どもたちはこれから社会に出て行く」

 -育鵬社では、どこの記述を評価しているのか。先ほどは人物の数などを挙げていたが、公民での評価は。
 「クールジャパンについては、他の教科書は書いていない。育鵬社では、国境を越えた文化交流の視点を持って紹介している」

 -前回記名投票だった結果、いろいろな圧力があったとおっしゃったが、それは育鵬社を選んだ人だけか。
 「育鵬社を選んだ人への攻撃が一番大きかったと記録に残っている。選ばなかった人には、選ばなかった理由を求められたこともあったようです」

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