豊中の6歳男児が行方不明 28日夕、施設での姿最後に
児童発達支援施設、放課後デイサービスの安易な増加と補助金
調査がなされていない状況について思う
施設と報道されていますが、これは
児童発達支援施設、放課後デイサービスのことでしょう
障害者自立支援法に基づき実施されていた「児童デイサービス」などの子どもを
対象としたサービスが、平成24年
児童福祉法に根拠規定が一本化され
今、全国各地で、続々と新規企業として認可をうけた施設が
どんどん増えています。
おもに、自閉症、知的障害、ADHD、LDなどの子どもを
学校にこのような施設が、車で迎えにいき、夕方まで預かり
また自宅に送るという施設です。
私は、このような子どもに関わってきましたが、
老人介護、デイサービスなどと同じく
どんどん、儲かるということで、教育や福祉に関係のない
未経験者が、金のため新規参入している状況もあります。
障害を抱える子供を持つ不安な保護者にとって、また子供にとっても
いい面も確かにあります。
しかし、誰でもかんでも、新規参入するなかで
質のいいスタッフがいるかといえば疑問ですし、
送迎や預かる場での交通事故、施設での事故等、安全管理等、
十分だとはいえないと思います。
一日の利用料は、数時間預けても、たった一時間でも
保護者は、800円程度、支払います。
そしてそれに対して、補助金が出ます。医療の保険や介護の保険と
似ていて、子供ひとりにつき、8000円程度です。
子どもを一日、10人預かれば、8万円の売上となるということです。
中には、少ない従業員で、たくさんの子供を見ている場もあります。
知的障害の子も、身体障害の子も、学習障害の子もいっしょくたに
小さな部屋につめこんで、ただの預かり所となっているところもあります。
このような、大切な子どもを預かる施設の増加について
あまり問題点は指摘されず、調査も十分ではなく
ただただ、児童福祉に力を入れて、予算もつぎこんでいるという
形式のみで、政治や政府が、評価されているのは疑問です。
形式やお金よりも 内容が大切です。
今回の子供の行方不明は、心が痛みますし
まだ、詳細がわかりませんから、たいした事なく、無事に家に戻る
ことができればと心から祈っています。
しかし、これから、どんどん増えている施設で
事故やこのような事件がつぎつぎおきる可能性があります。
児童福祉の問題、保育所の増設などもそうですが、
金をつぎこむとか 施設を増やすという短絡的なイメージだけで
子供のいのちを預かるという大切な部分をおろそかにしては
いないかのチェック機能は絶対に必要です
指導者の資質、従業員の資質も問題で
一歩 間違えると子供に対してストレスを与える場にも
なりかねないと思います
不安を抱え孤立しがちで悩む母親にとっては、週に一日でも
息抜きできるという場でもあるのですが・・・・・
安心できる場でなければ意味はないのです
豊中の6歳男児が行方不明 28日夕、施設での姿最後に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150301-00000036-asahi-soci
大阪府警は1日、豊中市の疋田逞大(ひきたていた)君(6)が28日夕方から行方不明になっていると発表した。顔写真を公開し、情報提供を呼びかけている。
豊中南署によると、疋田君は28日午後4時半ごろ、通っている豊中市若竹町2丁目の施設内で職員に目撃されたのを最後に行方がわからなくなった。約10分後、自宅に送るために職員が捜したが姿が見当たらず、同6時5分すぎに110番通報した。施設内には疋田君のジャンパーと靴、靴下が残されたままだったという。
疋田君は丸刈りで身長約115センチ。腕に黄色と黄緑色の水玉模様が入った茶色のトレーナー、白色の水玉模様の青色っぽいズボン姿だったという。
↧
豊中の6歳男児が行方不明 28日夕、施設での姿最後に 児童発達支援施設について
↧