茨木市教育委員会後援 良くわかる 歴史講座・第60回 「シベリヤ強制抑留の悲劇」 学ぼう会 北摂 代表 吉田康彦 日時 平成27年 2月7日(土)14時~ 場所 茨木市福祉文化会館 202号室 講師 荒木正則氏 費用 資料代 500円 昭和20年(1945年)8月、日本はポツダム宣言が条件付き降伏要求で あることを受け、終戦を決意しました。 第二次世界大戦末期には、アメリカが東京大空襲をはじめとする日本や ドイツの多数の都市への無差別攻撃を行い、広島、長崎には原爆を 投下し、民間人を無差別日に殺しました。 情報の不足から、対日参戦をひそかに決めていたソ連に 日本は連合国との講和の仲介を求めていましたが、ソ連は日ソ中立条約 を破って満州に侵入し、日本民間人に略奪・暴行・殺害を繰り返し、 約60万人の日本人をシベリヤに連行して過酷な労働に従事させ、 およそ一割を死亡させたのです。 今回は、この悲劇の中、シベリヤに強制抑留された中で奇跡的に 生還された「荒木正則氏」にお願いして、戦争の悲劇と酷寒のシベリヤ の悲惨な体験をお話していただきます。 戦争は国家間の利害をかけて外交のもつれによるものとは言え その参禍は癒えない苦しみを人間に科するものであることも 勉強しなければならないと思います。 自主制作のDVDプロジェクターを使い、わかりやすく説明して 頂きます。戦争を放棄した日本がそのまま平和を 維持していけるものかも考える場にしていきたいと思います 世界は弱肉強食のまま自国の利益をかけてこの一世紀を経てきている ことも知らなくてはならないでしょう。 歴史は人類の遺産です。講座は大好評です。お友達を誘って どうぞお気軽にご参加ください |